第1章 ヤンキー百合 11

 昨日の電話で言われたうぜえよ、じゃあなの乾いた響き、今朝の頭突きの夢。

 荒木と顔を合わせるのは正直気が重い、とはいえ逃げるわけにもいかない。千恵が仲立ちを提案してくれたが断った。昼休みの聴取で千恵と組んだのは清水と武本を知っているだけでなく声を掛けても不自然でない組み合わせだからという面も強かった、荒木と組んで声を掛けたらば花咲荒木そこに関わる白洲の図を見て取った誰かが邪推でまた変な噂を流しかねない、それは避けたい。人の口に戸は立てられずとも広報部としての権限を発動すれば一定方向に誘導することはできるものの闇の側面には極力頼りたくない。そもそも荒木に千恵の介在を知らせていない負い目もある。

 とにかく。様々の理由あれど齢三十一のお姉さんとして十五歳の反発に逃げずに向き合い、謝罪すべきは謝罪して、もう一度良好な関係を築き直さなければならない。

 などと良識ぶる割に私は教室で数回空気にパンチのコンボを叩き込んで、つまり肉弾戦の用意をしてから放課後の荒木の教室を覗いた。いなかった。掃除当番というわけではない、となるとオカルト研究会に助手として単身向かったということか。私も活動室に向かった。

 活動室の少し手前の廊下で、壁に背をべったりもたれて荒木が立っていた。私を認めるとぎゅっぎゅと上履き踏みしめ寄ってきた。私は怯んだ。一歩が半歩になり、でも、歩みを止めてはいけない、私は歩幅やや広く踏み出した。二人が間合いを考えず歩を進めた結果、正面衝突寸前の、手を添えればワルツを踊れる距離で対峙する。荒木が顔を歪めてメンチを切ってきた。頭の中で昨日の不躾に対する謝罪がもぐらたたきのように顔を出す機会を窺っているが、それは違う、と私は勃然と気づいた。ヤンキーは魂と魂のぶつかり合いに価値とリスペクトを見出す。だから私がやるべきは上体を折ることじゃなくガチの喧嘩なのだ。

 私は野犬が無垢な子供の差し伸べる博愛主義の手を吠えて退けるように過剰な攻撃性を顔に表した。荒木は不動明王の瞋恚の炎を眼に下からやや角度をつけて見上げてくる。他の生徒が見たらばまた何かしら情報が出回るだろうがオカルト研究会に来る人間以外は立ち寄らないような奥まった廊下には私と荒木の二人だけだ、外野に気を回す必要はない、これは河原での殴り合いと同じ限定された決闘場なのだ。

 私たちはたっぷり三十秒は睨み合った。実はそれ以上長かったり逆に短かったりするのかもしれないがもう十分に違いないだけ睨み合って猶視線を外さない闘いを経てようやく荒木は、ふん、と鼻息を吐き強面を和らげた。「湿気た面して現れたと思ったら、やりゃあできんじゃん。いいよ、それで」

 他人の鼻息を浴びた困惑と先日の不躾は不問になったと理解してよいのかという疑問とで私はヤンキー用語で云うしょっぺえ顔をしていたに違いない、荒木はちっと舌打ちした。「今度勝手な指図したらぶっ飛ばすからな」

 つまり、今回は許したということ。心の緩みが頬に出る。活動室に向かう荒木の背に「なんていうか」ありがとう、と言ったら野暮になるので「一人で部屋に入る度胸がなかったってこと?」と茶化すと「う、うるせえな!」と振り向いて声を荒げたので廊下に立っていたのはそういう面もあったようだ。

「ごきげんよう」

 二人でドアを開けた先に白洲が、四角い机の向こうに座し、ひんやりしていそうな色白の肌を切り拓く切れ長の目を、少しだけ嬉しさに細めたようにも見えた。

 まずはパソコンを取り出し、占い記事の現状を示す。やはり頭は良いらしく私が気づいた粗を大方言い当てる。方向性や正確さに問題がないか協議し、完成予想図を共有する。あとは明日明後日の土日で仕上げるだけだ。

 余興で背後霊の電気的位相について尋ねたが専門用語特盛で非常に難解なため、だから二人の背後霊に害はないですという結論に太鼓判を押してもらい理解できたことにした。荒木は時々復唱しながらメモを取っていた。記事第二弾は新分野開拓で霊絡みの学校七不思議にする考えも浮かんだが根を詰めて分かりにくくなる可能性を鑑みてポップな占いをもっと掘り下げたいと提案すると、白洲は割と抵抗なく賛同した。「占いだったら!」と荒木が前に出てきて、「……なんだろうなあ、何があるかなあ、うーん」と稚拙な演技ですぐに後退した。何か腹案があるのだろう、後で確認しておかねば。

 パソコンを閉じ、「広報部の取材としては、これで一区切りかな」私は笑みを作る。「週末で記事を仕上げて、月曜に白洲さんの許可を貰ったら榊先輩、広報部の先輩ね、の許可もいただいて、歓談場の掲示板に貼り出すね。あそこに集まってる生徒らは皆話題を欲しているだろうから、ネタに詰まった時に知らず知らず掲示板に目が行く。そして女子大好物の占いの話を見て、知らず知らず話題が誘導される。認識される。そこからネズミ講式に情報が拡散していく」というのが最も希望的なシナリオ、と白洲に話を振るがそれほど期待していないのか切れ長の目は微動しかしない。まあまあ、と少しわざとらしく会話を切り、「ところで、白洲さんって家でもオカルトの研究してるの?」と柔らかい印象で問う。

「そうね」白洲は少し目線を上げる。「家では学校の予習復習をしたり、読書したり、オカルト関連の書籍も読むけれど、雑食、と言うのかしら、題名に惹かれて何とも知れぬまま読むことも多いわ。それが研究になったりならなかったり、ね」

「なるほど」取っ掛かりのない現状、言葉で揺するしかない。「だから博覧強記の印象なのかも。高校一年生とは思えないほどの知識量だなって」

「そうなのかしら?」白洲は不思議そうに首を傾げる。「自分ではよく分からないのだけれど。いつも独りで本ばかり読んでいるからかもしれないわね」少し寂しそうに。

「勉強は永久に終わりが来ないからねえー」明るい声で仕切り直す。「因みに童話とかは読む? 白雪姫とかシンデレラとか。毒林檎という悪意を手渡したり、義姉たちがいじめて来たり、さも当然のこととしてストーリーが展開するけど当たり前として語られる人間の行動って何だろう、読み手さえ疑問に思わないこの流れって何だろう、人間どうしてこんなことをするんだろう、みたいに思ったことはない?」

 顎に手を添え考える素振り。「妹に請われて朗読することはあるけれど、そういう風に考えたことは一度もなかったわ」本格的に考え込む。「そうね、美人を映す鏡の仕組みやかぼちゃの馬車や十二時で切れる、つまり限られた時間で発動する魔法について考えてみたことはあるけれど、そういう、人間の行動に着眼したことはなかったわ」

「妹さんがいるの?」白々しい台詞に胸が痛むが、演じ切るしかない。

「ええ」白洲はごく普通の会話として喋る。「九歳の妹がいるわ。今年の春から小学三年生よ」

「そうなんだ」と受ける。

 なぜ白洲紗理奈がオカルトに足を踏み入れたのか。清水と武本に訊いた最後の質問。元々素養があったから、と両名一致の意見、あでも、と武本。歳の離れた妹がいるのだが彼女は意思表示が苦手で、元来社交的な両親からはっきりしろとうんざりされることが多いらしい。白洲は妹を庇う立場に立ち、発信が下手な妹の思いを可能な限り汲み取るべく占いや霊視に力を入れるようになった。と聞いた。

 元々好きだったオカルトにさらに磨きをかけて妹を支援している。それは言い換えると、妹のことで困っている、ということ。

 人間、誰しも大小の問題を抱えているものよ。それは時に弱点足り得るわ。その弱みに付け込む、と言うと非道だけれど、その弱みを支える、と言うと正道ではなくて? 彼女の抱える問題を解決に導けば自ずと信頼関係が醸成されて、ぐっと距離が縮まると思うわ。

 お姉さまが語った正攻法その四。問題の解決。弱点克服支援。

 白洲紗理奈の抱える弱点は、妹。そこを解決すれば、勝ち戦になる。かもしれない。

「小学三年生かあ」妹の年齢と学年を即答できるのはそれだけ気に掛けているということ。私は弟の年齢と学年はいつも自分との年齢差から逆算しないと出てこなかった。武本情報からも白洲姉妹のコミュニケーションは密と出ている。「妹は、やっぱり可愛い? それとも生意気で鬱陶しい?」

「ミミは」言って白洲は「妹は、そうね、可愛いわ」と言い換えたが愛おしげな笑みを無理に隠すつもりもないようだ。「私が部屋で勉強していると入って来て、私のベッドに腹這いに乗って、本を読み上げ始めるの。それが妹の中での、読み聞かせして欲しいというサインなの」

「甘え上手なんだ?」

「そうね、それにやきもちやきでもあるわ。私が勉強を優先するか妹の要求に従うか、測っている気配があって、私が勉強を選ぶと拗ねて、部屋の中でじっと立っているの。何も言わずに、本を握り締めて。彼女なりの抗議なのだと思うわ」

 白洲がオカルト以外について饒舌に話す。嬉しそうに微笑む。その姿が嬉しいのは白洲への個人的親愛なのかどこかでダブルスコアおばさんとしての上から目線が混じっているのか。でも、嬉しいのは確かだ。

「最後は私が折れて読み上げてあげることも多いのだけれど」白洲の笑みに陰が差す。月の裏側を覗く感覚。「どうしても忙しい時は、どうしても無理、と断るのよ。そうすると妹は寄る辺を失ってしまって、その、別に父母と仲が悪いわけではないのだけれど、妹は」萎んだ風船が中央で折れ垂れるように、白洲の目線が下がり声も勢いを失っていく。「昔から自分の思いを表すのが、苦手で。きっといろいろのことを頭の中で考えているのだろうけれど、それを自分から切り出せずにその場から逃げるか、人差し指の周りに人差し指をくるくる回して黙り込んでしまうか、固まってしまうか。他にも私が見落としているパターンがあるのかもしれないけれど……ごめんなさい、私、何の話をしていたのかしら?」

 冷静沈着頭脳明晰の白洲でも妹の話になると会話の要旨さえ見失うことがある、それだけ悩みは深い。「白洲さんが本の読み上げを忙しいから断ると、妹さんは父母に頼るしかなくなるけどコミュニケーションが得意じゃないので読んで欲しい気持ちを上手く表せない。黙り込んでしまう」という話で、と繋ぐ。「両親も妹さんのそういう傾向を当然知っていて?」とテストの記述欄のように埋めるべき穴を作って差し出す。

「……怒るのよ」暗いため息。「父母は、妹の内向的性格を理解しながらも、それでは将来が不安だから性格を改造したいと考えて叱るのよ。どうして読んで欲しいくらい伝えられないんだ、と。ほんの少しの言葉じゃない、と。結果、妹は余計に委縮して、何も言えず固まってしまうの」そうね、泣くというパターンもあったわね、と白洲が悲しそうに言い添える。

「なるほど」目を閉じて瞼の裏で最適解を計算する。逆境の妹を擁護する白洲の思いも、いずれ一人になることを見越して鞭を振るう両親の思いも、どちらも分かる。それはあくまで気持ちとして分かるだけの話であって、実際を理解できているわけではない、海外で起きた国と国の軋轢に自分の中の正論で意見表明すると炎上しがちなのは実際を欠いているからだ。軽々しくどちらかを肯定するわけにはいかない。何を言うのが正解か、より正しいのか。

「白洲さん、凄く優しいんだね」荒木の声に瞼を開く。荒木は好意を伝えたくて話しかけている。「あたしも姉がいるんだけど、そんな優しくなかったよ。けっこう無茶苦茶な扱いされてさ、お姉の馬鹿って、よく喧嘩してた。でも、おかげで鍛えられたよ」だけどそれは荒木の個人的体験であって完全無欠の成功モデルじゃない、非社交的妹の保護に回る白洲の表情は少し渋くなっている、両親と同じ見解を押し付けられれば頑なにもなるだろう、その前に挽回せねば。

「荒木さん、姉のことお姉って呼んでるの?」私は茶々を入れる。荒木は何を笑われているのか分からない様子だ。「荒木さんのお姉さんは、余程妹に甘かったようね」と皮肉を言ってやると「いや甘くねえし」と突っ返す。「お姉は泳げない私をプールに引きずり込んで、泳げないと死ぬぞって、無理に水泳を仕込んだんだぞ? 足もろくに着かない深いプールで。ピンチになったらビート板を放り込んでくれるんだけど、基本姿勢は手助け無しの自分で何とかしろっていうスタンス。死ぬかと思ったわ」楽しげに厳しさを語る荒木に「で? おかげで泳げるようになって水泳部で全種目制覇まで達成しちゃいましたっていう美談が待ってるの?」と精神的張り手でブレーキを掛けに行くと荒木は露骨に嫌そうな顔を見せ、「まあ、な」と落ち着いた表情に変わり、「お姉に仕込まれた泳ぎでお姉に勝った時点で、あたしの中では終わって良かったのかもって気もするな」そこから後は美談じゃなく余談かもな、と言う。言葉にして再確認して、頷いた。

 白洲式保護主義の滝壺に落としたいのに荒木のスパルタ主義が滝の端の枝に引っかかって宙吊りで自己解決してしまったため余計に話を展開しづらくなった。腹の中では荒木は水泳部に戻るべきだと未だに思っている面、変に納得されて困惑している思いもあるがそれを持ち出せば前言通りぶっ飛ばされるだろう、そこには踏み込めない。セーターの毛玉のようにいっそぶった切ってまるで違う話を始めようか、迷ううちに。

「荒木さんは、元々スポーツが得意よね?」白洲が均衡を破って質問する。得意だから教科書なしのスパルタでも泳げたんじゃないのという疑義は御尤もだ。下手をすると言い争いになる、と予期して思考の回転を上げに行ったが、白洲は予想とは違う方向に話を展開した。「水泳以外に何かスポーツをしてはいなかったのかしら?」

「ううん。特にはしてないよ」と荒木は首を振り、「あ、でも齧る程度なら、お姉と一緒にいろいろやらされたかな。ソフトボールにサッカーに、バスケとバレー、あとは、なんだっけ?」と考え込む。

「体操のようなもの、を、やったことはあるかしら?」白洲が具体名を出しながら焦点を暈す。

「体操?」荒木は深い思慮もなく受け答える。「うーん、バレエとか、新体操とか、やらされたといえばやらされたけど」あ、と目を丸くして胸元で防壁を作るように手を構える。「でもさっき言った通り体験入部くらいのノリで、がっつりやったわけでは。くるくる回ったりはできないから」身振りで否定しながら、けれど白洲に好印象を与えたいのかスポーツ従事者の業で技を見せたくなるのか「あ、バレエの足のポジションだったらいくつかできるけど?」白洲の答えを聞く前に椅子から腰を浮かせた。白洲は一瞬の間を置いて、見せていただけないかしら、と言う。当然荒木は喜び勇んで机の脇に移動する。五種類くらい教わったんだけど。

 演技する荒木とそれを見る白洲を見る。元から冷えた目をしている面もあるが、だが荒木の演技を前に白洲の目はさほど熱していないのは明らかで、関心の薄さは白洲の要求がバレエの足のポジションの仔細にないことを物語っている。白洲は荒木が、スポーツに長け尚且つ体操分野にも多少の知識を持つことを確認したかったのだおそらくは。体操のようなもの、という磨りガラスを取り払って何を知りたがっているかを克明にしたいが暈したからにはまだ晒すつもりはないのだろう、その状態で回答者荒木を押し退けて私が質問した場合、拒否される危険がある。白洲の狙いを完全に把握できない点はもどかしいが彼女は意図を持って荒木を品定めしている。私は様子見で流れを見極めることに徹する。

 足のポジションをお披露目した荒木が着席し、感想がやり取りされ、上機嫌の荒木に白洲が少し考えてから尋ねる。「バレエや、運動全般に通じる上達のコツ、のようなものはあるのかしら?」私、運動はあまり得意ではなくて、と付け加える。

 荒木は「うーん」と腕組みし、「勘?」と、如何にもスポーツで苦労したことのない人の言いそうなことを言った。白洲は苦笑した。がっかりした思いと、荒木の人間性に微笑んだような気がした。

「前も言ったけど」少し音量を絞って割り込む。「荒木さんは白洲さんの現助手だから、運動の練習相手が欲しいとかならガンガン使い倒していいよ。荒木さんもむしろ喜ぶから」さり気なく営業を掛けると白洲がお菓子の誘惑につい手が伸びてしまった子供のように一瞬口を開いたが、すぐに自制して運動の話を振った理由を口に閉じ込めた。話す気配がないので、まあ全部勘で説明して全く役に立たないかもしれないけど、と笑いをまぶすと荒木が口を尖らせて全くってことはねえだろ、と言う。ほんとに?と意地悪く返すと、ややあって、たぶん、と付け加えるのはヤンキーの皮を被って無頼を気取ってもやはり根が真面目だからだろう。白洲にまだ語り出せるのりしろを与えたが話すつもりはないようで、沈黙の時を待ち構えていたように壁時計が『聖者の行進』をけたたましく鳴らし骸骨人形が踊り狂って時刻は午後五時、潮時だ。

 お暇を告げる。広報部に寄ると告げてまた荒木を置いてけぼりにしたが荒木は今度は捨てられる犬のような目はしなかった。危うい場面もあったが荒木は白洲に慣れ始め、白洲も荒木に何かしら求めている。順調に関係を築いている。私は広報部で榊先輩に現況を報告して、ついでに長野部長含めて連絡先を交換しておこう。私の立ち回りを知ってパソコンを渡しているのだから占い記事の掲載不許可はまずあり得ないがきちんと情報を共有して、と考える内に速足になっている。廊下を蹴る上履きのゴムの音が小気味よい。黒いカーテンで遮光されたオカルト研究会活動室内に夜の気分でいたが、外は窓から入る太陽光で午後五時の残照。ふと、生き返ったんだな、私、と思った。

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