第141話 ナチュラルー

タブレットというオモチャを持ってこれたから、暇潰しがお昼寝だけじゃなくなった。

中庭でテーブルにでろんともたれ、片手で画面のカードを繰る。無言で何度も最初から。

自分ルールを付けてて、なかなかクリアできない。

「おばちゃん!」

「はぁい」

「何してるの?」

「遊んでるの」

うるさいのが来たな。

「僕もやりたい」

そうだろうな。うんとこせっと、体を起こす。

「じゃ、やってみようか?」

「うん!」

まずはカードの説明。次にゲームの説明。あとはやってくうちに分かるだろ。

小さめの指が画面を撫でる。

画面の中のカードが、それに従って動く。不思議だとは思ってないみたい。

まぁ、そういうものだから、それでいいけど。

「わぁぁー」

しばらくして、歓声。どした?ああ、クリアしたのか。

うっ!満面の笑顔で振り返った。眩しいわ!

「これ、すごいねぇ」

クリア画面のことかな?花火上がってるからな。他にも二つあって、ランダムに表示される。

「他のもあるよ」

「見たい!もっかいやってもいい?」

「いいよ」

気の済むまでやってちょうだいよ、っと。






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