第134話 どうなることやら

メモを書き足しつつ、質問がくる。

「では、免除されたら、医者への支払いもしなくていいのだろうか?」

なわけあるか。

「払えないなら、また別の手続きがある。でも、そこまで一気に整うの?」

「ふむ、それもそうだな…」

やりたそうだな。やるんだろうな。

「誰もが医者に診てもらえるように、という助け合いの仕組みだから、誰もが少しずつお金を出す、ということでよろしいか?」

「そうです」

さらにメモへ矢印や下線を足していく。

「しかし、丈夫な者は損ではないか?」

「本人だけなら、そうかもね」

本人だって、いきなり難病になるやも知れん。

「それに丈夫っていっても、兵士ともなれば怪我は付きものでしょう?」

小さな傷なら舐めときゃいいが。

「ふむ…ふむふむふむ」

頭、高速回転中ですか。

「いや、ありがとう、参考にさせていただこう!」

うぉ、立ち上がるやいなや、ばっと出て行った。

来たときもアレだが、出てくときもアレだなぁ…



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