第135話 やっとご飯

腹の虫が大合唱。人様に聞こえるくらいに鳴かないで欲しい。我が身ながらままならない。

「ありゃ、すごい腹の虫だね」

食堂でマリアネに笑われた。お腹空いてるからです。

食堂のいい匂いに、空腹が増す。

「今日は大根尽くしだよ」

そう言われ、渡された盆に並んだものは、ふろふき大根、唐揚げに大根おろし、短冊切りの味噌汁の具、切干大根に漬け物は沢庵、と。

奇をてらうものは無し。そして旨そー

「いただきます」

口を開けた。うーん、うまうま。上げ膳据え膳で美味いものって幸せ。

ぺろりと平らげ「ごちそうさまでした」

幸せを反芻しつつ、お茶をいただく。はぁ、ヒトゴコチ。

それにしても今後が不安だ。行ったり来たりさせられるのか?今まで召喚された人も、そうだったのか?

こっちの神様は存在するみたいだが、ウチの方の八百万の神は困ってようが助けてもくれん。

まさか、神力こっち>ウチで、やりたい放題されてんじゃないだろうな…

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