第132話 お金は大事

エーリーズが止める間もあらばこそ、ずかずか部屋へ入って一声。

「聖女殿!金銭の絡む話は、この私にしていただかなくては!」

何の話だ。

「衛兵隊で積立ての話をされたとか」

その話か。話回るの早くない?

「はぁ…エーちゃん、こちらどちら様?」

「これは失礼!私は財務大臣の「役職だけ分かればいいから」

なんていうか、無駄に元気いっぱいな人だな。

「積立てがどうかしました?」

「そういう仕組みの物が、聖女殿のお国にはあるのですな!」

近い近い近い!ずいっとくるな!カウチに押し倒されそう。

「まずはあちらのテーブルの方へ。エーちゃん、お茶お願いします」

腹減ってんのになぁ。

対面に腰掛け顔を見ると、ウキウキとした表情で身を乗り出してくる。

大丈夫か、この財務大臣。詐欺にも乗ってきそうなんだけど?

「では、お話を伺いたい!」

「保険ってくくりになるかなぁ」

「それはどのような?」

どのようっても細分化されてるし、健保あたりをざっくり説明か。

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