第97話 王妃様からおよばれ
夕方にはまだ早い時刻に、エーリーズと二人、城へ戻り着いた。
坂の下には自転車置き場が出来ていて、そこへ駐輪しておく。多い。誰のだろう。
「私とおばちゃんの自転車の他は、国王陛下がみんなで使うようにと、買われたものです」
シェアするようにってか。やっぱり王様としては、良い王様だなぁ。
坂を上り、門をくぐったところで、呼び止められる。
「王妃様がお部屋へおいでくださいますようにと」
何だろうと、エーリーズの方を見る。エーリーズも知らないのか、首を横へ振った。
「お茶をご一緒にとのことです」
「お伺いします」
そのまま行こうとしたら。
「一度、お着替えを」
え、着替えなきゃダメ?エーリーズに袖を引かれ、止められた。
「大袈裟じゃない?」
「いいえ」
きっぱりと答え、手を引っ張っていく。
部屋へ戻り、着替えとして差し出されたのは着物。
着付けなんか出来ませんが。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます