第96話 共有化

物だけではなく、動きや作用にも名前が付いていた。

「おばちゃんは分かってたんですか?私は心配してたんですが」

エーリーズは二人が何をしていたか知って、驚いていた。

ガンバロウはまた気まずそうに笑う。

プロディが言い訳するように。

「えっと、変な名前ばかりになってますが、その、分かりやすいように考えてます」

名付けセンスの方はおいといて、分かりやすいのが大事なんだから問題ない。

「もう少し、人を増やしてみる?」

「ガンバロウさんの仕事先から、あの、来てます」

興味のある人が進捗を見に来るのかな。

「そろそろ図面にしたいんで、親方に相談してやす」

ああ、色々名前を覚えてもらおうってとこね。

「来た人にも名前、考えてもらってる?」

「そっそうか、格好いい名前ができるかも…!」

そこが気になるのか。プロディが厨二病だったら、すごい名前が付けられたかもね。

「試作機が出来たら、連絡さしてもらいやす」

「そうしてもらおうかな」

楽しみにしてるよ。

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