第92話 工房到着
ぞろぞろ大人数で押し掛けて悪いなぁ、とは思う。
だが、バンゴーの親の工房はでかかった。
ちょっとした町工場な感じよりでかかった。
電化はされてない。電気ないもん。人力の道具にすっごい興味はあるが、控えとこう。
「お待ちしてました」
バンゴーが出迎えてくれる。
「忙しいとこごめんね、お邪魔します」
それからセヴリップ王子を促す。
「これ…」
壊れた舟を差し出した。
「お預かりします。お帰りになるまでに直しますよ」
「ほんと?」
「はい、直りますよ」
ぱぁっと顔が輝く。
「じゃ、見学させてね。誰か案内してくれるの?」
「こちらの二人を案内に付けます」
また、若いのが。この子らも見習い職人とかなんかなぁ?
最初に二人から、注意することを説明してもらう。
「道具類には不用意に触らないで下さい」
当然だ。
「作業中の場所には近寄らないで下さい」
当然だ。
「では、中へどうぞ」
前に一人、ぞろぞろと続き、後から一人。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます