第83話 先の話

ガンバロウが蒸気機関を完成させたら、船へ搭載。

その次は鉄道。鉄道の敷設が全国へ行き渡ったら、それをODA。

同時進行で電気の安定供給を目指し、電球の開発。

電球が出来たら、電線の設置。

…そんな流れで。

こんな方向性の話は国王陛下と王太子殿下にしないとな。はぁ、ため息しか出やしない。

閉じ込められてるストレスもあって、ずっと腹の中で毒づいている。

クソッタレのコンコンチキのボ(破裂音強め)ケナス神がぁっ!いてまえやぁああぁっ!


プロディに会って気が付いたこともある。この世界にとって、聖女というのは天才の代わりなんだろうということ。

でも、多分、天才は存在している。問題はそれぞれ学問が存在してない方。

数学の天才は普通の人にまったく理解されず、絶望して逝った。数学者は理解しないものの、それがすごいことだと知っていて惜しんだ。

…中間の学者がいない。

イグノーベル賞なんて、下らない研究にも賞をくれる世界の学問は星の数。もちろん学者も目指す人も。

天才一人に何が出来るかって以前に、中間がないから普通の人には何がなんだか。

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