第72話 駆け引き必須

宰相と外務大臣?に相当するらしい人が呼ばれてきた。

宰相は眉間に皺寄せてぶつぶつ言ってる。聞こえてるよ。かつて国政に口出す聖女なぞいなかったって、そうだろうさ。

もう一度、借款の仕組みを説明。出稼ぎを送り返すより、仕事創って帰ってもらう。

聞いて、二人とも目を剥いてる。

「口のうま、弁の立つ人を送ってね」

まずはすでにトラブル発生している国のとこへ。

「急ぎ、人選にあたります」

うーん、やっぱり有能なんだろう、理解が早い。

考え付かないのがなぁ。応用力はあるのに。


パイポーリー国は大陸中央、東向きの蝶のような形。北は山脈にかかり、西側に二国、東側に三国接している。城があるのは真ん中へん、ちょい北。

東側南、平たい二等辺三角形の半分がこの国の海との境に入り込んでいる。ここが一番小さな国。

この南の国へは、共同事業を提案してみる。

製鉄。鉄の純度を高め、ハガネを作り出す製鋼を目指す。からの造船。海あるんだし。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る