第29話 走り出したら止まらないぜ
子供の頃、テレビの特撮番組で腕時計型のテレビ電話があった。すごいなー、あんなの欲しいなーと思ってた。
働き出した二十代の頃、携帯電話が現れた。薄くも軽くもない、重くて通話だけのモノ。
それが三十代の頃には、ケータイになった。通話よりも、メールやネットで使うモノへ。
今、スマホやタブレットのタッチパネルは当たり前で、腕時計型のテレビ電話もある。
子供の頃のSFの世界が、生活の中に普通に存在する。
この間、一世紀もない。半世紀ですらない。
量産販売されてないだけで、空飛ぶ車もある。
自転車くらい、いいよね?
でも持ってる知識で、どこまでアクセル踏んでもいいものか、迷う。
干渉が許されているようだが、それは本当に良いことか?
だから、学校を作るだけ。
あとは自分たちでって。
それでも一度動き出したものは、止まることはないんじゃないかな。
不安だ。
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