終のすみかにしたいのは
私の家はネズミが出るほど古く、夏は暑くて蚊が出るし冬は寒い。マトモに過ごせるのは花粉症の季節くらいではないだろうか。だからいつも綺麗な家に憧れていた。それは今でも変わってはいない。しかし、綺麗な家にもそれなりの欠点があると言うことを少し前に思い知らされた。
というのも「タワーマンションは危ない」という動画をYoutubeで見たのだが、そこからどんどん気になり最終的には恐ろしい真実にたどり着いたのだ。それ以前にも、(失礼だが)日本のマンションは狭いと密かに思っていたが。
曰く、タワマンが危険な理由は沢山あるが「管理費が高い」「格差が発生する」「高層階は何かと不便」「工事がしにくい」など。にもかかわらず、大都会には今もタワマンが増え続けているようだ。タワマン問題は対岸の火事だと思っていたが、ウチの近くにもマンションはあるのでそうでもないのかもしれない。かといって、私の家の方がマシかというとある意味五十歩百歩だと思う。
都心の住宅は総じて「うさぎ小屋」になりやすいような気がするが、「住まば都」というように便利なところに人が集うのは必然だから仕方ない。しかし、皮肉なことにそれがタワマン問題の原因にもなっているのは……。
私の家も「うさぎ小屋」のようなものだが、私からすれば部屋の広さ(割と狭い)は丁度いい。寧ろ部屋が無駄に狭いと怖くなってしまうのだ。昔から古く狭い家に住んでいたので、仕方ない面もあるだろうけど。だからマイルームさえ有れば、私は狭い家でも構わないのだ。広い部屋は学校などでしか見たことが無かったのもあるし、広い部屋には慣れていないのかもしれない。
ところが、田舎に行くと広い部屋が当たり前になるようで私から見れば驚きであった。その上、ラブホはあってもタワマンなどなく、それなりに狭い一軒家(外観を見た感想)が建っているだけだ。一面を見てもショッピングセンターなどという洒落たものはおろか、場所によってはゲーセンすらないというのが田舎であった。羨ましいと素直に思った。自由に自転車で走り回れるから。だからある意味今の環境は恵まれてはいない。
もし、私が終のすみかにするならば諸々の理由で今より綺麗な一軒家がいいと思っている。別に庭はなくていい(寧ろ邪魔だから)。狭くても自分の部屋さえあればそれがベストだから。マンションがある都会には住みたいとは思わないし、タワマンに住むつもりもない。タワマンに住んだら最初は確かにいいのかもしれないが、段々と飽きてくることは目に見えている。そうなってしまうなら、最初から一軒家に住んだ方がマシかと思うのだ。
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