背筋がぞくっとするようなお話で、とても楽しめました。お話のテンポや伏線、オチも見事です。また、品のある文章や世界観も好きです。
コトリ アザミと申します。 小説、詩、短歌など創作しております。 ライトノベルの知識はなく、どちらかと言えば硬めの文章を今まで書いてきました。 公募では今まで…
ブティックで働く女性は、向かいのカフェに佇む男性に好意を寄せていました。ある時、男性と近づく機会に恵まれ距離を縮めるのですが……。 違和感を抱えつつ迎えるラストの一文、芽生える謎と恐ろしさが後…続きを読む
証言 という比較的難易度の高い書き方にもかかわらず上手く違和感を織り交ぜてそうかそうかと答えが見えるほどにタイトルの意味に近づけば近づくほどにその異常性の不思議な魅力に惹かれてゆきます…続きを読む
ミステリーでは読者を騙すことが一番大事だ。その上読者たちに「気付こうと思えば気づけたのに!」と思わせられれば完璧だ。 この作品は主人公の一人語りのみで構成されおり、貴婦人のような口調でことの顛末…続きを読む
話を読み始めてからついて回る違和感が、最後に解消される。この流れがとても心地よい。個人的に”指先がきいんと冷たくなって”という表現が好み。
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