私達が何気なく溶け込んでいる都会の夏に、置き去りにされたような神秘的存在。メタ的要素が強く色々考えさせられるのですが、作者さんの描写が素晴らしく、日々着実に死んでいく幻想の、虫の息の音が聞こえてきます。
コトリ アザミと申します。 小説、詩、短歌など創作しております。 ライトノベルの知識はなく、どちらかと言えば硬めの文章を今まで書いてきました。 公募では今まで…
人は、人の現実に重きを置く。だから人の意識の中で、自分の見ている現実の中で、彼らが生き残ることは難しい。現実の外、現実に存在しないものは殺されるべきなんだろうか。ただの適者生存であっても、…続きを読む
はじめまして、こんにちは。私は文明大好きで電気なんてまだまだ足りてないと思っていて核融合炉が実現して無限のエネルギーを手に入れても、まださらにその先の人類の進歩に胸を高鳴らせる電気人間です。そん…続きを読む
本作は、夢の世界を歩いているかのような短編小説です。科学の発展と共に朽ちてゆく幻想が、時代の坩堝に押し殺されてゆく夢の悲鳴が聞こえるようです。今日も電波塔で龍が死んでいる。読み終えた時、あ…続きを読む
運命の激流に生じた一滴の飛沫と悟り只在るがまま、神々は人の業に殺される
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