第53話 冒険者ギルド前広場 4

面倒ですが銅貨だ銀貨、金貨と書いてるので、円換算しながら想像してくれれば、分かりやすいかなと、考えてのせました。

興味なければ、このまま下へスクロールしてもらえれば、小説の続き読めます。


ふたたびレアの円換算


あくまでレアの勝手な予想


銅貨1枚 50円


銀貨1枚 (銅貨100枚分)5,000円


金貨1枚 (銀貨100枚分)500,000円


白金貨まであるが、貴族や王族と一部の裕福な商人くらいしか使わない。


小箱くじ(ダンジョン宝箱)銅貨5枚 250円

銅貨3枚〜銀貨5枚の価値ある物入り

150円〜25,000円

ダンジョンの魔物を倒すと、稀にドロップする。

手のひらサイズの宝箱他に中箱、大箱、特殊箱がある。小箱は、他と比べると出やすいからか価値が低い。


キノコの串焼き(塩味)銅貨6枚 300円


巾着袋 銀貨1枚 5,000円

(割引なら銅貨80枚 4,000円)


本日限定カウサン製リュック

(銀貨6枚→銀貨4枚→銀貨2枚 10,000円まで

値段が下がった)


円だったら、こんな感じです。

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー


屋台のおじさん相手に商談をしていたが、孫だと言う少女が、在庫数126個、価格は金貨1枚に銀貨26枚だとおじさんに報告しに来たので、商談を一旦停止して、ナナカの仕入れの完了を先にしてもらうことにした。


「思っていたより、数があったかい」


「分かった。それで構わない。割引もしなくて良いし、先に巾着袋のお金を確認して欲しい」


ナナカは、言われた金額をそのままテーブルにのせると、目の前て金貨と銀貨を出し数えてからおじさんに渡している。


「確かに、目の前で数えながら箱にいれはしたが、こっちも確認するかね?」


「大丈夫。鑑定済です」


レアが、木箱に入った巾着袋126個と鑑定した。

鑑定スキルがあれば、こうやって同じ種類の物が沢山入っていても、すぐに確認出来て便利だなと思う。


商業ギルドに預けている麻袋の中身みたいに、ごっちゃまぜだと、鑑定で見えない事もある点が厄介だが、レアの上位鑑定スキルなら詳しく見たいと思えば見せようとしてくれるかもしれないが、人の脳の処理速度が追いつかないから、麻袋の中身の確認が出来なかったんだろうかと、考えてしまった。


レアが、そんな風に思っていると、ナナカが領収書を貰い確認のサインをしている。

面白いと見ていると店の住所を記入している。


「あー、まだ店の準備はじめたばかりで店名どうするか、聞いてなかった」


しまったなと、頭をかいている。


「私の店や建物ではあるけど、いつも旅先で商売する時は、店名どうしてたの?」


「各チーム名か、クラン決まってからは、面倒だからまんま大地の道標を店名にしてたな」


うっかりし過ぎたと、ボヤく。


「なら、店名大地の道標で大丈夫。変更するかもと考えるなら、(仮名)入れとけば?」


屋台のおじさんに、大丈夫だとOK貰ってなんとか仕入れを完了させた。


「どんな店か、見にくるなら明日以降なら店に居る者に周知させとくが、引っ越して来たばかりで、店の改装準備も始まってないしな」


商業ギルドには、2、3日内に店の登録しに行くことになるだろうと話す。


「なら嬢ちゃんのオーダー受けながら、待つことにするか」


新しい取引先が増えるのは、喜ばしいが慌てて次の取引を決める必要もないので、じっくり待つ体制のようだ。


「なら、説明の続きします?」


サイズ違いの、スケッチセット3サイズ展開で、

作って欲しい形から、持ち運び時のイラストと、常にイメージがわかる絵を即興で描いていく。


「凄いな。なんで早く描けるんだい?」


画家はいるにはいるが、貴族のお抱えがほとんどで、一般の平民で絵が描けるのはかなり珍しい。


レアの場合転生したからもあったが、絵を描くのを職業にするには、この世界かなり困難が大きい。


「スキルのおかげですね。絵は、ひたすら練習と慣れ?かなぁ。目の前に描きたい物とか、風景でも人でも気になったら観察して見ながら描いてました。絵を描いてると、お年寄りなら記憶力向上もするみたいですね」


製紙スキルで作った紙を使えば、紙代はかからなかった。

最初の鉛筆代だけ頑張って貯めて、消しの実は無料で貰えたし、暇あれば常に描いてたからだ。


そうやって話しながら、作って欲しい物の形を明確にしていく。


「じぃちゃんお客さん」


店番をしていた孫娘が、駆け出し冒険者らしい三人組が買いたいと、レアが設置した告知の本日限定のリュックが欲しいと声かけしたようだ。


「もう。売れたんだな」


屋台のおじさんが、駆け出し冒険者の子から各銀貨2枚受け取り、現物のリュックを渡していく。

その場で装備して行くようだ。

レアは、売れ切れました。をハガキサイズの紙に書いて、クーにクリップボードに分かるように糸固定をお願いする。

これを忘れると、まだ在庫あると思って別の客が買いたがるのを防ぐ為だ。


「お買い上げありがとう。何故買ってくれたか、もし良ければ教えてくれ」


あれだけ売り切るのに、時間がかかったリュックが、レアが告知を出したことでそう時間かからず売れたのが不思議だったのだ。


「えっと、布製リュック使ってたけど、耐久が悪くてそろそろ新しいリュックは、皮製品にしようと、友人達と話してて手頃価格でいい物ないか探してたら、安く売ってるって張り紙見えたんで、買いに来ました」


どっちの張り紙かと、確認すれば下側に設置した物が、目にとまったようだ。


「そうかありがとう。元は銀貨6枚の物だから、質は良い。長く使ってくれ」


元が銀貨6枚と、言われかなりビックリしている。


「大丈夫。屋台で売る物の、半端に売れ残って長く誰も買い手がいなかったから、今日限定販売の実験してたんですよね?」


レアが、安かった理由を教える。

屋台のおじさんも、それに頷く。

不良品でないとホッとしたのか、彼らはお辞儀してから屋台を離れていった。


「損させちゃって、すみません」


「いやなかなか面白かったな。今まで売れ残ったのが、逆に不思議だ」


「あーそっか。この屋台、個人にも販売もするけど、通常は大量買いしてくれる。商人向けですよね?」


その通りだと、頷く。


「売り子さんと、会話してじっくり考えて購入したいって言う個人客なら、面倒って無視すると思ったから」


物は良いのはわかるが、屋台の前には常に色んな人が、通ってゆっくり見るのが大変だし、ここの屋台は皮製品が、多すぎるほど置かれているので、どれにしようと考える個人客は、他に流れていたのだ。


だって値札まったくないし、交渉しないと値段がわからない。

加えておじさんの、顔が怒っていなくても、怒っているように見えるのだ。


コミュニケーションが、面倒と考える個人ならおのずと、避けてしまう状況になっていたんだろうと思う。

孫娘の子が、店番してそう経ってないのに客がきたしね。


クリップボードの設置位置も、誰なら欲しがるかなと、下側は駆け出し冒険者の目線の高さに合わせて見たのと、上側は目ざとい人が声かけてくるかも?で試してみた。

半端な数だし、大量購入の商人なら、直ぐに買わないかもとも考えてだ。


「さっきみたいに、半端な数の物があるなら、売り切りしたい物だけ、価格や数書いてみるとか工夫してみれば売れるって思いました」


「なかなか面白い意見だ。このクリップボードだったか。3種類を、うまく皮と合わせて収納出来るようにしたいから、現物あるなら貸して欲しい」


「そうですね。なら、紙、ナイフも見本渡します」


折りたたみ式のナイフ、鉛筆、消しの実、サイズ別の紙を、見本として渡す。


クリップボードは、画板のかわりだ。

上手く出来ないなら、板でクリップボードの代用も出来る。

月毎限定で、やってみたいが、まだ見本もないのだ。

とりあえず屋台のおじさんと、仮契約書をその場で書いて貰い画材を預けた。



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