このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(94文字)
必ず当たる予言者が、ある日王に告げた予言。それは、三日後に世界が滅びるというものだった。今まで予言によって争いに勝ち続けた大国だったが、なすすべもなく時は流れる。そして、三日後……。どんなものであっても、いつかはなくなってしまう。どんなに強くても、どんなに優れた能力があっても。だが、この大国の運命は、変えることができたというのに。人間の愚かさを鋭く描いた物語、おすすめです。
予言者が国王に与える予言は常に正確で、王にとっては絶対的な信頼を寄せる存在、だったのでしょうね。予言者の力を失った後、国が滅びるのは、力が及ばなくなったことによる必然のように感じます。最終的に、予言者の死が国の滅亡をもたらしたのは、未来を予見する力さえも持つ予言者であっても、終わりの瞬間には無力であった、この事は、全て生きとし生けるもの全てに共通する概念だと思うんです。終わりの瞬間には、誰もが無力。納得しながら読ませていただきました。ありがとうございました。
オチがいいです。勉強になりました。
これは、現代社会への警句。AIなんかも、ある意味こんな感じなのかも。
短い作品ですが、オチが面白かったです。