源三郎江戸日記(弟五部)59 翌日の朝には松前に着き、上陸して飛騨屋に行くと番頭が出て来て、久兵衛はまだ戻っていないと言う事なので、戻ったら奉行所に出頭するように言っておけと店を出


源三郎江戸日記(弟五部)59


翌日の朝には松前に着き、上陸して飛騨屋に行くと番頭が出て来て、久兵衛はまだ戻っていないと言う事なので、戻ったら奉行所に出頭するように言っておけと店を出て、奉行所に行き、

町奉行に面会すると、奉行の町田半四郎に、ございますと言うとので、国後での経過を話し、釧路で飛騨屋ともども、鉄砲で襲うてきたが、肩を打ち抜いておいた、諸国巡察視を鉄砲で、

襲う等不届きな所業じあ、


不正の発覚を恐れて藩の命令でやったのかと聞くと、とんでも御座りませぬと言うので、2万両の罰金を申し付けたがいかがするのじあ、拒否しても構わないぞと言うと、それがしの一存、

では無理に御座います、国家老と相談いたしますと言うと、使いを出したのです、暫くして国家老がやって来て、誠に申し訳ありませぬ、菅井と飛騨屋は厳罰に処します、罰金の2万両は、

お納めいたしますと言ったのです、


国家老が町田直ちに飛騨屋に行き財産を総て没収しろと言うと、取り方を連れて奉行所を出て行ったのです、今松前に向っているじあろうが、素直に出頭しない場合は松前藩も咎めねば、

ならぬ、あの2人の事じあ船で逃亡するかも知れぬ、わしは城下の旅籠三州屋におると言うと奉行所を出たのです、町田が同心と取り方を連れて飛騨屋に向かい帰ってきたら奉行所に、

出頭するように言うのだ、


尚蔵の中の金寸は総て没収する蔵を開けよと番頭に言って、中に入り6万両の金寸を没収したのです、松前沖に停泊していた飛騨屋は日が暮れたので密かに小船で上陸して店の裏口に向か、

い中に入ると、番頭が先程蔵の金寸総てを奉行の町田様が持って行きなされました、戻ったら奉行所に出頭しろとの事ですと言うので、一歩を遅かったのか、仕方ない出頭するしかある、

まいと言って、


奉行所に行くとご老中から総て聞いた、お前は何と言う事をしたのだ、菅井はどうしたのだと聞くと、船におりますと言うので、家老がさては逃亡するつもりだな町田直ぐに船に行き捕縛、

して来いと言って、飛騨屋を牢にいれておけと言ったのです、町田が小船で取り囲み船に乗り込むと、菅井が肩を打ちぬかれており平伏するので、何と言う事をしたのだ、配下はどうし、

たとと聞くと、


全員肩を打ちぬかれ、治療の為釧路に置いて来ましたと言うと、さては自分だけ逃亡するつもりだったのだな、そなたが逃亡すれば、藩にきついお咎めがある、逃がすわけにはいかぬと言、

うと、奉行所に戻るのだと言って船を下ろして奉行所に連れて行くと、国家老が何を血迷たのだ、お前は飛騨屋から賂を貰つていたのかと聞くと、ハイ、今回のアイヌ討伐の為に200両程、

貰いました、


又ご老中暗殺に成功したら1000両くれると言うので加担しましたと言うので、ばかめ欲に目がくらみおってお陰で藩は2万両もの罰金を払う事になったのじあぞ、これで許してもらうしか、

ない、そなたと飛騨屋は打ち首だなと国家老が言ったのです、源三郎の元に使いが来て二人を拘束したと言う事なので、奉行所に出向いたのです、白州に引き出して、一度目こぼしをした、

のにもかかわらず、


反省もせず暗殺しようとは不届きな奴め処分は、菅井は家禄没収の上斬首、飛騨屋は財産没収の上斬首に処する、と言うところじあが、飛騨屋が素直に4万両、藩が2万両を出せば命だけは、

助けるがと言うと、飛騨屋が総て差し出します、藩の分2万両を足して6万両は差し出しますと言うので、わかった命だけは助けてやるが、そなたは蝦夷追放とする、家族もあるだろうから、

この中から5千両と沖に泊まっている船は返してやろう、


又菅井も家禄は没収で蝦夷追放とする、そなたには500両を下げ渡す、飛騨屋の財産は出店の金寸含めて総て没収する、二人は家族共々直ちに船に乗り蝦夷を離れよ、後は高田屋喜平にや、

らせると言って、2人に6千両を渡したのです、さて松前藩への処分じあが、藩の代わりに飛騨屋が2万両出したのでお咎めなしとするが、次に不祥事をおこせば国後、エトロフ、は天領と、

する、


又松前藩にはきついお咎めがあるぞと言うと、二度とこのような事がないように監督しますと言ったのです、高田屋喜平を呼び、飛騨屋の不正を話し、そなたが後を引き継ぎ、奉公人達も、

そのまま引き継いでくれと言うとと、承知しましたと言うので、運営資金として出店にある金寸総てとここにある2万両は下げ渡す、この中からエトロフ、国後に和人が入植できるように、

開発してくれと言うと、


承知しました港の整備、牧場、農地の開墾、アイヌの保護に使います、と言ったので2万両下げ渡したのです、残りの3万4千500両は、次の巡察の資金にする、と軍船まで運びこませてたの、

です、後は宜しく頼むぞと言うと奉行所を出て、軍船に乗り込み函館に向かったのです、国家老が町田そはなたは、お役ごめんとする、筆頭与力の酒井、そなたが新しい奉行が決まるまで、

代行せよ、


町田は屋敷に戻り暫く謹慎しておれと言ったのです、源三郎達は程なく函館に着き、函館奉行に巡察の経過を話して、この後もロシア人の情報、入植の様子を報告するように言いつけたの、

です、飛騨屋はヤツパリ2万両払ってやめておけば良かった、しかし打ち首にならなくてホットした、大阪で出直して又儲けて見せるというと、菅井がわしは江戸に出て仕官を探す事にする、

500両あればとうぶん食い繋げると言ったのです、


函館に帰った源三郎達は近くの温泉旅籠に逗留して明日江戸へ戻る事にしたのです、みんなで膳を囲み長い巡察ご苦労であった、江戸に帰り暫くはゆっくり休むのじあと言って杯を傾けた、

のです、女将が今日はカニずくしですよと言って、膳に並べると、エミが嬉しいと喜んだのです、お玉の方から聞いています、殿はカニの身を取るのははめんどくさいのでしょう、わたし、

が身を取りましょうと言ってカニの身をほぐし皿に入れるので、


これはすまんと言うと、女将がイワシもありますと焼いたイワシを出すので、これは美味そうじあなと箸をつけると、やつぱりカニよりイワシの方が良いのですねとエミが笑うので、カニ、

の身を沢山食うと舌がしびれる気がするのじあと言うと、女将が、あまり好きでない人はそうなんだそうです、やはりご老中様は、カニはあわないのですね、ホタテ焼、ヒラメの刺し身が、

ありますのでお出ししますと言ったのです、


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