源三郎江戸日記(弟五部)58 菅井がわかった急ごうと言うと、医師にキズを見せて治療をして貰い、ほかの者はここで治療してキズが治ったら松前に戻れといって、キズついた者は全員船から降して


源三郎江戸日記(弟五部)58


菅井がわかった急ごうと言うと、医師にキズを見せて治療をして貰い、ほかの者はここで治療してキズが治ったら松前に戻れといって、キズついた者は全員船から降して船に乗り込み船は、

イカリを上げて松前に向ったのです、源三郎はアイヌ村に行きお土産を渡すと、大変よろこんだまのです、石炭の事を聞くと、海岸に地層があり沢山あると言うので、場所を教えて貰うと、

釧路港の南一里の場所だと言うので、


帰りに船から確認する事にしたのです、村を抜けると広々とした草原になっています、遠くの山までは約20里はあると言うので、ここを開墾できれば50万石分はあるなと言うと、松蔵が、

いや東側は50里ありますので、100万石にはなります、水源は釧路川と多くの小川がありますので水は事欠きませんし、南側は山林ですので木も沢山ありますと言ったのです、釧路に戻、

り船に乗り込み、


次は苫小牧じあなと言うとイカリを上げて南に向ったのです、釧路港から一里南に行った海岸へ行くと、岸壁の地層が黒くなっており、松蔵が石炭です下方に地層が下がっていますので、

一里先からは地下に潜っているのでしょうと言うので、金と同じ方法で採掘すれば良いなと言ったのです、さて、行くぞと言うと帆を張り南へ向ったのです、途中に飛騨屋の船を追い抜、

くと、


菅井が何と言う早さの軍船だ、これでは先に松前に着かれてしまうというと、松前には夜について夜中に船に積み込めばよいというと、夜間に走行して大丈夫かと聞くと、松前沖に停泊、

して夜になったら、小船で岸をつけて運び込め場良い、わしが着いていないのなら取り上げる事はしないだろうと言ったのです、船上で源三郎が宗憲に蝦夷を回ってどうだったかなと聞、

くと、


大きさに愕きました我が国にはまだまだ、開墾出来る場所は沢山あるのですね、蝦夷地が1000万石になれば、国力の3分の一が増えます、せひとも開墾する必要がありますが、人手に頼、

っていては何百年もかかりますねと言ったのです、中々の見識になったな、そのためには馬が沢山必用じあな、蝦夷地は牧場をつくるのも最適じあ、まずは馬、牛の牧場作りから入れば、

良い、


作物も蝦夷に育つ物を探す必用がある、さしあたり、ジヤガイモ、とうもろこし、小麦と言うところじあと言ったのです、開拓するには大勢の人が必要じあが、すぐには物にならぬので、

漁業よりは難しいな、せめて海岸線に人が住み着けば、その食料が必要になる、まずは海岸に町を作っていく事から始めようと言ったのです、夕方には苫小牧に着きましたが、ここには、

町は形成されていないので、


船上で一泊して、明日朝に上陸して回りを調べる事にしたのです、地図を見ると苫小牧から札幌までは、直線で15里で馬なら1日で行ける距離です、問題は道を開く事じあがこれは人手が、

いるので、簡単には行かないな、少しづつ開墾して道を繋げていくしかない、長い年月がかかるじあろうと言うと、松蔵が両脇は山林です奥地に行かないと開墾は難しいですと言うので、

ならば林業の町を作るしかないな、


札幌の人が増えれば材木も沢山いるじあろう、本当は全国の浪人を集めて入植させるのが良いが、千人同心みたいに幕府が雇う方法も良い、まずは、千人同心に入植して貰い、その後に、

蝦夷を守るとして武士の身分で募集すれば集まるかも知れぬといったのです、翌日上陸すると松蔵が言うたとおり回りは山林です、札幌方面が平坦な草原が広がっています、この草原を、

開墾すれば、


札幌まで繋げる事が出来そうです、川沿いに小さなアイヌの村が点在し、左の支笏湖の回りにアイヌは、多く住み着いているとの事です、様子が分かったたので、船に戻り更に南に行き、

室蘭に着いたので上陸したのです、ここは山が内陸にひろがっているが半島左側に湾が広がり良港が作れそうです、漁の基地として発展させれば良い、山があると言う事は石炭も探せば、

あるじあろうと言ったのです、


一通り見分が終わったのでまずは松前に行きその後函館に戻る事にしたのです、船頭が明日の朝には松前に着きますというので、山形、七衛門、わし意外は始めての蝦夷じあがどうで、

あったかなと聞くと、エミがこの世の果てだと聞いていましたが、夏は陽気も良いし住み安い場所で、魚が美味かちたです、ここが冬に雪に埋もれて極寒の地になるなんて信じられま、

せぬと言うので、


そうじあな実際に冬に来てみないと分からぬよと言うと、新之助がしかし悪い奴は何処にもいるのですねと言うので、又暫く経つと悪い奴が頭をもたげてくるのじあよ、人間の欲はきり、

がないからなと言ったのです、松蔵が国後でロシア人から貰った羊の肉の塩抜きをしました、今日は羊の肉に野菜を混ぜて焼き、醤油と砂糖を混ぜたタレに漬けて食します、酒の肴にも、

ピッタリ会いますよと言うので、


それはご馳走じあなと言うと、甲板に七輪を並べて鉄鍋に肉と野菜をてんこ盛りにしたのです、肉の焼ける良い臭いがして来たので、松蔵がハイ焼けましたよと言うので肉を箸で掴み、

食べると、すこし癖がありますが甘い味がします、これは美味いぞみんなも食してみろと言うと、皆が箸をつけて、なる程甘い味がします、歯ごたえも中々良いですねと喜んだのです、


松蔵がロシア人から貰った、酒をみんなに注ぐと、エミが一口飲み目を点にして、何んですかこれは、琉球の酒よりきついです、口から火がでましたと言うので、度数が60度と言うから、

酒の3倍の度数と言う事だ、ロシアは寒い国じあから平気なんだそうだというと、みんなも飲んで愕いています、しかし、この料理は酒によく会いますと宗憲と新之助がモリモリと食べる、

ので、


若いと食いぷりも違うなというと、松蔵が沢山ありますよと次々と肉を継ぎ足したのです、新之助が飯はありませんかと言うと、炊いてありますと松蔵がおひつをもって来てドンブリに、

飯をもると、2人は受取り勢いよく食べて、飯のおかずにも良く会いますと言ったのです、みんなも食べて、本当だこれは飯が進みますと喜んだのです、宗憲と新之助がもう入りません、

と箸を置くので、


エミが宗憲殿は体はすっかり丈夫になったみたいですねと言うと、ハイ、なんせ毎日沢山の飯を食うていますからねと笑ったのです、源三郎が体が丈夫になれば、何でも出来るようにな、

るぞ、顔も真っ黒になり、まるで百姓みたいじあなと言うと、エミが私も黒くなりました、と気にするので、直ぐに白くに戻るから心配いらないぞと言うと、そうでしょうかと言うので、

網傘を被っていたのでそんなには黒くなっていないぞと言ったのです、



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