Humoresqueー軽やかな気分の小曲ー

　ここまで読んでくださった方々、こんにちは。香坂偲乃です。

　まずはお礼を申し上げます。ありがとうございます。

　この物語は、私が中学生の頃から思い描いていた登場人物たちの物語です。Humoresque－軽やかな気分の小曲－の話自体は、高校生の頃から構想を練っていました。Humoresqueでは大人になった彼らを読む事が出来ますので、そちらもお暇があれば読んでいただけると嬉しいです。またHumoresqueは時系列をわざとごちゃ混ぜにしており、どの話から読んでも楽しめるようになっております。過去の話や未来の話、最初から読む事をオススメしますが、無理強いはいたしません。

　さて、Humoresque－軽やかな気分の小曲－は那瑠が戦いを経て光を掴むお話となっております。あとがきから読む方もいらっしゃいますのでネタバレは控えますが、那瑠は幼い頃から戦闘訓練を受け、その力を遺憾無く発揮させます。それは他人を守るための力にもなる事を、那瑠は気付いていきます。那瑠が成長していく姿を描けて私は幸せでした。またもう一人のヒロインとして桜を設定いたしましたが、ちゃんとヒロインになってくれて良かったです。ヒーローはヒロインを助けるものですからね。本当は葵でも良かったのですが、葵には怖い思いをさせたくないという、個人的な感情がありましたので、桜に怖い思いをさせてしまいました。桜ファンの方々、すみません。それとは別に、璃音と葵の影が薄くなってしまったのが唯一の後悔ですかね。璃音や葵が主人公となる話はHumoresqueで読めますので(以下略)

　さて、長くなりましたが、ここで筆を置かせていただきます。ここまでお付き合いしてくださり、本当にありがとうございました！

　次の作品で出会える事を願って、それでは。

　香坂偲乃