第13話もしかして好きに・・・いやんなことはねー!

 おれがダサくて悪かったなと、また前を向くと、国語の岡島先生が入ってきた。

 岡島先生は二十代後半くらいのメガネをかけた女の先生だ。いつもジャージを着ているから、なにかスポーツでもやっているのかもしれない。

 その岡島先生が、「授業はじめますよ~。静かにして下さいよ~」、とクールにいい放つと、笑い声はおさまった。

 おれは授業中も、その女の子が気になって、あまり勉強に身が入らなかった。 

 背中に視線を感じるのだ。たぶんそのせいだろう。おれはずっと、後ろにも目ができたんじゃないかというような、落ち着かない気分だった。

 おれは一目惚れなどしていないと、いい聞かせながら、授業を受けた。かわいい、確かにかわいいんだけど、おれは好きになんかなっちゃいないと、そわそわしながら。

 でも、服装はなんとかしなくちゃいけないな。今のおれはダサいらしいから。

 あの子に笑われたことがそれほどショックだったんだ。。。

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