第22話

今日は私と義兄の普通の日常を書いてみようと思う。

兄は私より早く起きる。大体6時前には起きているだろう。そして兄はまず身仕度を整える。兄の髪は綺麗なストレートなのでパーマをかけても1日で落ちる。なので毎朝コテで巻いているのだ。それから実は兄はつり目なのだ。それをメイクで垂れ目にしているのだ。私はメイクなどしたことないので毎朝よくやるなと思う。ただそれをしないと落ち着かないらしい。中学の頃からほぼ毎日していて、兄のコンプレックスだそうだ。

自分の用意が終わると朝ご飯を作る。

朝は大体パン食でスープと一品、デザートが作ってある。

私は大体7時前に起きる。寝ぼけたまま兄の作ってくれたご飯を食べる。それから仕度を整えて、兄に見送られながらキリ君と学校に行く。

兄はそのあとに大学に出て行くのだ。


学校では大体キリ君と一緒にいる。お昼ご飯は大体学食の定食を食べる。キリ君は缶詰めを食べる。キリ君は缶詰めが好物なのだ。

学校が終わると兄の終わりが早い日は兄と一緒に買い物に行ってから帰る。

そして遅くならないうちに宿題などをすませる。


それから一緒に晩ご飯を作って食べる。最近はよくキリ君がいることがある。

ご飯を食べ終わったらゆっくりお茶を飲みながら話をする。

私の家の夜はなんだか長いのだ。

あとは兄は大学のレーポートを書いたりしている。私は特技とまでは言えないけれど目を瞑ったまま裁縫が出来る。なので夜でも出来るので大体裁縫をして過ごす。

そんな風に私達の夜はふけていって眠りにつく。もちろんその間にはお風呂に入ったりもするのだが、兄はあまり私より先には入らない。私が寝てから入る。

私は結構早寝なので、深夜に目を覚ますと見慣れぬ兄がいる。

そんな感じで私は毎晩夢を見ながら眠る。

朝は朝食のよい香りで目を覚ましす。


それが私達の日常。

そんな日常に兄が魔法をかけるから私は毎日幸せに過ごせるのだ。

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