現代を生きる鬼と仲が良い狐さんには悲しい過去がありました
- ★★★ Excellent!!!
「もふもふ+民俗学=純愛」
という方程式がここに完成してしまった感があります。自分でも、何を言ってるのかわかりませんが、最後まで(本当に最後まで)読んだ感想がこれでした。
現代社会においては純愛など、中々見られるものではなくて、ともすれば色々と嘘くさく感じることも多い(ドラマや物語では特に)のですが、この話は、純愛となるべくして純愛でした。鬼以上に鬼な人間社会で生まれた、打算も欲求も全くない、紛れもなく必然的に起こるべくして起きるドライなまでの純愛。
普通の恋愛小説だと思って読み終えた瞬間、その事に気付いた自分を天才だと褒めてやりたくなるほど(ちょっと精神錯乱状態)の純愛です。
純愛とは、自分の気持ちに嘘偽りなく他を愛することなのですね。そんなヒロインが大好きです。純愛の名の下に、章吾を尻に敷いてやって下さい!