第8話初出陣

「はぁ〜。」


異世界に来てから初めての朝だ。

久しぶりに寝起きで朝を迎えるな。ニート生活してた頃は夜ずっと起きてて、そのまま朝を迎えるのが当たり前だったしな。

でも、早起きも悪くはないな。

せっかく起きたんだし、布団からでるか。


「よいしょ。こいつらまだ寝てたのか。」


ベットの上で、金髪のエルフと白髪の女神が眠っていた。

しかし…。


「エルフって上品なもんだよな?」


そう、エルフであるキララはとても寝相が悪かった。シルミーに卍固めを決めていた。

ちょっと怖いけど、キララのおかげでシルミーの服が少しズレてエロい。

仲間にしてよかった…!俺が感動していると。


「んー!おはよう、剣真。あー、またなっちゃった。」


キララが起きた。

てか今、またとか言ってたな??


「お前って、寝相そんなものなのか?エルフってこうもっと上品なんじゃないのか?」


「エルフの全員が真面目ちゃんだったら、つかれるよ。私みたいにガサツなやつだって普通にいるよ。」


自分の中て何かが崩れる音がした。

まあ、言ってるのは当たり前なんだけどさ。

納得しきれないわ〜。


「それより、シルミーのこと起こす?私のせいでしっかり寝れてないかも知んないけど。」


「んー、寝させてやりたいがそれよりも冒険に行ってみたいし起こすか。おーい、シルミー起きろー。」


「剣真さん…。」


起きた…わけではないな、寝言??


「ダメですって、私の奪わないでくださいって!」


「「え…。」」


「起きてくれー!!キララが変な目でみてるからー!!シルミーさんんんん!!!!」



「お、おはようございます。さっきのは夢か。」


「寝言いってたみたいだけど、どんな夢見てたんだ。」


でもそんな内容の夢見るってことは俺に気があるのか?たった、一日一緒にいただけなのに。


「実はご飯を食べようしたら、剣真が奪って食べるんだよ。しかも、私が取ろうとしたやつだけを。怖かったけど、夢でよかった。」


ですよね。なんかオチあるなとか思ってたけどさ。

だが、一言言わせてほしい。


「紛らわしいわ!!」


キララは隣でうなづいていた。

そして、本人であるシルミーはなにがなんなのかわからずに?マークを浮かべていた。


「じゃあ、みんな起きたし、飯くいに行こうぜ。」


「「はーい。」」


飯を食べ終わったあとに向かったのは武器屋。

武器なしで冒険なんて出来ないしな。


「おっちゃん、この片手剣買うよ。」


「毎度あり。そこのお嬢さんはなにがいいんだい?」


「私はこの杖でお願いします。」


「毎度ありな。冒険初心者達なんだろ。少しまけといたよ。冒険がんばれよ。」


「ありがとう(ございます)。」



武器を手に入れ、ギルドにむかった。

異世界にきて2日目。俺は冒険にでる。

やったああああああ!!!!!きたぞー!!!!俺が異世界に求めてたイベントランキング3位!!!


「遅いぞお前ら!!早く掲示板にいこうぜ!!」


「元気だね?そんな慌てなくてもいいんじゃない??」


「いや、お手軽なクエストは早い者勝ちだよ!シルミー急ぐよ!」


「わかったから、置いてかないで〜!」


掲示板に着くと同時にクエストの紙みる。


「もうおそかったかー。難しそうなのばっかだな。」


「大丈夫だよ。クエストは1時間ごとに新しいクエストが追加されるから。」


「そうか、じゃあ後少しぐらいで追加されるし、ここで待機してるか。」


クエストが追加された。


「これがいいんじゃないかな?初心者でも、簡単なクエストだし。」


それはダッシュフィッシュ20匹の討伐だった。

たしかに大きさは普通の魚と変わんないし、大丈夫かな??


「じゃあ、これにするか。」



初めてのクエスト。

華やかに飾ると決めていた。だが、現実はそんな甘くなかった。


「ぎゃあああ!!ぐはっ!」


ダッシュフィッシュ。陸に棲む魚。

ただ走るだけのモンスターかと思っていたが違かった。こいつらはなんと攻撃するときに、大きくジャンプしてライダーキックをするのだ。しかも、5、6匹同時に。


「剣真すぐに回復させるから。ヒール!」


痛みが和らいでいく。


「剣真、だからダッシュフィッシュがジャンプしたと同時に上にジャンプすれば避けられるんだって。ステータスが平均より少し高ければ避けられるよ?」


「俺は運と知能以外平均なんだからしょうがないだろ!」


「え?普通、冒険になるのは平均より少し高いぐらいの人が普通なんだけど…。」


可愛そうな目で見ないでくれよ。泣いちゃうぞ。

だが俺には略奪者がある。どこかにステータスを奪えるのはないかなー?

いたな。目の前に。


「だが、俺には特別なものがあるんだぜ。みてろよ。」


そうして、ダッシュフィッシュのほうに向けていう。


「略奪!」


すると5、6匹いる内の3匹のダッシュフィッシュが飛べずにただ走っていた。

飛んだ方のダッシュフィッシュはライダーキックをしてくるが、俺はジャンプして避ける。


「え!さっきよりも高く飛べてる!そんなことより、ダッシュフィッシュはキックを外すと少し怯むから片手剣で倒して!」


そうして、ダッシュフィッシュを倒した。


「なんで、急に高く飛べるようになったの?」


「これは俺だけの職業、略奪者の能力で相手のステータスを一つ奪うんだ。」


「ステータスを!?」


驚いてるキララに忘れていけないことをいう。


「盗んだステータスを維持できるのは10秒だけな。」


「ドンマイ。」


やっぱそういう反応になるよねー。知ってたけどさ。


「まあ、こんな感じに他のダッシュフィッシュも倒すか。」


「そういえば、10秒しか奪えないんだったらさっき盗んだのはもうきれてるよね?」


キララがそんなことを言ったあとに背中に衝撃がくる。

頭から地面に倒れる。


「カッコつけたなら最後までカッコつけといてよね。ヒール!」


さっきステータスを奪ったダッシュフィッシュ達だった。

くそー!!せっかくカッコイイとこだったのに!!


そんな感じに無事ではないけどクエストをクリアした俺たちだった。


――――――――――――――――――――

8話です。公開するの遅れました。すみません。


今回は初めてのクエストでしたが、どーだったでしょうか。楽しんでくれたなら幸いです。

あと、前の回でキララの髪のいろを書くのを忘れてました。だから、みててアレとなったらそれは私のせいなので気にしないでください。


次回は投稿しっかりできるようにがんばります。

読んでくださった、皆さんありがとうございます!






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