第56話 小説脳とエッセイ脳
ここのところ、エッセイなんてものを二作も書いてしまったから脳が小説を書くのを嫌がっている。
おいらは自称小説家だから本当はエッセイなんか書いちゃいけなかったんだ。しかし、二十万円に目がくらみ、自分の恥部をさらけ出してしまった。それでやめときゃよかった。それが★欲しさに奇抜でキャッチーなタイトルをつけて、連載を始めてしまった。結果、★百どころか五十もいかない体たらく。まことにもって底辺だねえ。
ならば、同じ底辺なら小説の世界に戻ろうと思ったがなかなかうまくいかない。脳みそがエッセイ脳になってしまっているからだ。
おいら、短編を除いて、小説は三人称で書くことに決めている。一人称だとなんか小っ恥ずかしい感じがして嫌なんだ。でもエッセイは自分の体験をしたことを書くのだから、当然一人称だ。三人称のエッセイってある? たぶんないだろう。神の視点のエッセイなんてありえない。たぶん……
こうやって一人称のエッセイを二作も書くと、三人称のアイデアが吹っ飛んでいく。もともとアイデアなんて皆無だったけれど、それを考える思考回路にもエッセイエキスが入り込んできて浸食してしまう。
おいらは小説の書けない自称小説家になってしまった。
どうすればいいだろう。まずは三人称の小説をたくさん読んで、エキスを注入しなうちゃならないな。
それからノーアイデアで文章を書き始めるんだ。書き出しは大事だ。書き出しさえかければ小説はできたも同じだ。なんて極論かな。
辛口感想家さんはプロット、設計図を作らない、面倒くさがりはプロにはなれないと書いていた。まさしくおいらだ。おいら、プロットも設計図も書いたことないや。行き当たりばったり、登場人物が動くように書いている。これじゃあダメなのねダメなのよ。
結論を言うと、当分小説は書けないから、連載中の『マリンズの熱い夏』も『大変記』もしばらく休載。期間未定。ごめんなさいね。
脳が小説仕様に戻ったら書くことにします。
そいじゃあ、薬飲んだので今日はここまで。タイトルと内容が違う? そんなことないよう。
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