第54話 カクヨム指南書ってどうなの?

 おとといの夜は、変なレビューが大量に出現して大騒ぎだったようですね。おいらは薬飲んでとっとと寝てしまったので、何も知りませんでした。その、応援された作品の作者は今、どうしているんですかね。退会しちゃったのかな? これがその作者を追い落とすための策略だったら恐ろしいですね。これは防ぎきれない。それより単なるアホで自分の作品を宣伝したのなら「バーカ」ですみますけどね……。


 それはそうと、最近「こうやれば読まれる」とか「自作を売り込むにはこうしろ」という系統の創作論や指南書みたいのが増えたと思いませんか? それだけみんな作品を書くのに苦しんでるんだと思います。そうした人が多いから、指南書的なものが多く出回っているんだと思います。


 そういうのは一話完結だったり、短いものが多いので、おいらも気楽に読みます。その結果思うことは、


「この手の文章を読んでも、いい作品は生まれない」


ということです。三千字くらいの文章を読んで、いい小説が書けるんだったらみんな、ベストセラー作家になっちゃうよ。一億総小説家だ。はっきり言ってこの手の指南書はよく言って、自分の経験談。悪く言えば、★稼ぎの一発芸だと思います。

 それよりも、文章がうまくなりたかったら、自分の好きな作家の文章をよく読んで、もしくは模写して、そこから自分の文体を作り上げていくといいと思います。文章はリズムです。読む側から見れば、文章のリズム感が良いほど読みやすい。小説家の志水辰夫さんは、時に物語の内容を変更してでもリズム感を大事にしたそうです。『シミタツ節』ってやつですね。知らない? ああそう。今度、本人に伝えておくわ。(ウソ)


 昔の学生さんは、小論文のレポートを書く時に、志賀直哉の文章を読んだそうです。志賀直哉の文章を読むと、リズム感が生まれて、いい小論文のレポートが書けたんだそうです。

 おいらの場合は小林信彦さんのコラムをレポート書く前に読んでいました。やっぱり、リズム感です。日本人は心のうちに、五、七、五のリズム感を持っているらしいです。要するに俳句、川柳のリズムだな。だから、俳句、川柳をやってみるのも、文章上達の近道かもしれません。おいらは面倒くさいからやらないけどね。


 まあ、要するにおいらが言いたいことは、人の意見に踊らされるな。自分の文体をゆっくり作っていけばいい。カクヨムの指南書は参考にとどめておくべき。全面的に信用しちゃあいけないよってことですわ。


 わあ、これでまた敵が増えるなあ。どうにかならんかね。この性質。

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