第23話 短編主流に物申す
恥ずかしながら帰ってきました。もう少しだけ生きます。貯金が尽きるまで後少し、それから考えます。
それはともかく、カクヨムのファンタジー以外のジャンルは短編が多すぎる。それも一発ギャグみたいのが大半だ。そして、人気があるからと期待して読むと、途中でオチがわかっちゃう。授業参観のなんてレビューの惹句を見ただけでオチが読めた。こういうのがウケるとしたら、カクヨム読者には紙の本を読んでいない人が多いんじゃないかと思う。笑いの免疫が少ないのかもしれない。おいらが昔、書店に勤めていた頃、雑誌『ニュートン』の場所をアルバイトさんに聞かれて「ああ、新しい豚ね」とジョークを飛ばした。ここは「よしなさい」とか「バカいってんじゃないよ」と突っ込むところだろう。ところがそのアルバイトさん、笑いに免疫がなかったらしく、しばらく呆然とした挙句、やっと気づいて、大笑い。仕事ができなくなってしまった。突っ込まれるのを期待していた僕はあまりのウケ方にびっくりしてしまった。
こういう人がカクヨム読者には多いんじゃないだろうか。ギャグが新鮮に感じられるんだ。だからウケる。
当然、読みやすさ、手軽さもウケる要因だろう。長編はどんなにスピードを上げて一気読みしても二時間はかかる。実際には肩や目が凝って疲れてしまったり、お腹が空いた。喉が渇いた。トイレに行きたい。宅配便が来た。と邪魔が入り、半日ぐらい平気でかかってしまう。でもねえ、長編だって、短いエピソードの塊だとおいらは思うんだ。だから一気に読もうとしないで、一日一エピソード。慣れてきたら二エピソードと間をおいて読めばいい。途中で忘れないように、メモ書きなんかするといいんじゃない。おいらは面倒だからそんなことしないけど。
とにかく、おいらが言いたいことは長編小説を読んで、一発芸の短編とは違う小説の面白さを知ろうということなんだ。おいらも長編小説書いているよ。一時期、短編やショートショートに走ったけれど、今は長編一本やりだ。ああ、このエッセイですか? これは遊びだよ。だから読まれなくても★やフォローがつかなくてもいいんだ。実際★は減らされるし、フォロワーさんには逃げられるし。ロンリーベアーの面目躍如だな。
長編小説を読むのは実際難しい。でも、紙の小説だっていっぺんには読めないでしょ。ベッドサイドストーリー。寝る前に五分の読書を。その時、おいらの小説を読んでくれたら嬉しいな。
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