第9話 真夜中の執筆 リミット三十分+α

 廃人おいらは、朝ダメ、昼ダメ、夕方ダメ、夜もダメのダメダメ人間である。とにかく、頭が働かなくて、ぼーっとしている。もちろん執筆なんかできやしない。ただ、小説管理のページで、アクセス数を見て、トップページに戻り、新着小説と新着レビューの欄を眺めている。最近、レビューの動きが鈍くなった気がする。午前中や、お昼過ぎ、そして深夜はレビューはほとんど動かない。だから長時間トップページに載り続けることができる。おいらの作品のレビューを書いた人がいたら、そういう時間に投稿してもらいたいものだ。


 ところで夜中が一番筆が進むと思わないですか? なんでだろう。人それぞれだから一概に言えないけれど、自律神経が交感神経から副交感神経に代わって、ゆったり眠りにつくように作用する。それなのになぜ、深夜になると執筆意欲が出るのだろうか? ところで僕は不眠症なので睡眠薬を三つ服用している。それが効いてくるのがだいたい三十分。布団に入って三十分の勝負だ。実はこれを書いているこの時も、もう眠い。だが、新鮮な情報を発信するために、執筆を……


 ……寝落ちしてしまった。今、翌日の朝五時だ。睡眠薬が効いて快適な目覚め。なんのこと話していたんだっけ。そうそう、夜になると執筆意欲が湧くっていう話だったね。そんなタイトルの作品もあったような気がする。それはともかくとして、おいらが考察するに、副交感神経が働いて、脳がリラックスするから柔軟なアイデアが生まれるんじゃないかと思うんだ。でもこれを書いているのは早朝。寝起きのわりにすらすら文章が書けるから、一概に夜中がいいとは言えないな。朝の新鮮な空気を吸って、一丁書いたるか! って張り切って執筆する人もいるだろうし。

 明確なデータのない考察はダメだな。皆さんは学校や会社があるから、どうしても執筆が夜になってしまうでしょう。おいら、皆さんの体のことが心配だ。無理して、おいらみたいな病気になったら人生おしまいだよ。特に徹夜は厳禁だ。一晩で頭がハイになっちゃっておかしくなる人もいるんだ。

 楽しみで始めた執筆が心と体の負担になってはいけない。おいら達、底辺作者には締め切りなんてあってないようなものだから気楽にやろうよ。その間隙を縫って、おいらが『カクヨム漫画原作小説コンテスト』の作品を徹夜して書いちゃおう。なんて嘘ですよ。廃人おいらは今、脳内に、何のアイデアもありゃしない。たぶん、コンテストには不参加になっちゃうと思う。まあ、天啓のひらめきがあれば別だけど。


 夜中が一番執筆に燃えるって話をしたかったのに、朝になっちゃって、論旨がずれてきた。傷が深くなる前にこの辺でやめておこう。

 おいら今日は珍しく、用事があるんだ。だから次の更新は今夜の夜中以降になると思うんだ。期待しないで待っててね。

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