第40話



「彼奴らの歩みは遅い。おそらく、多量に集めた兵糧を運ぶのに手間取っておるのだろう」


 相変わらずのしゃがれ声で、岩に覆われた壁が喋った。

 朝陽が差す森の広場。ここを横断して陽光に照らされる壁は、少しだけぶ厚く堅固になったようにも見えた。


 この広場自体も前とは少しばかり様子が異なっている。

 僕の背後の木々がまばらに斬り倒され、かなり広くなっている。

 さらに、広くなった部分にいくつかの天幕が張られ、壁のすぐそばに木製の櫓がふたつほど距離を置いて建てられていた。


 ちなみに、この壁はいつのまにか《人馬ケンタウルスの壁》とか《ニコラウスの壁》と呼ばれるようになっているらしい。

 この壁に近づく人はあんまりいない。壁が急に喋りだすからだそうだ。


「誘い、のようにも思えるが……《ギレヌミア》側の正確な状況は、やはりわからないのか?」


 僕の隣のニックの問いかけに、壁が今度は不機嫌そうに鼻を鳴らした。


「かなり広範囲に亘って斥候小隊が出されておる。我が同胞といえども少数でやり合えば分が悪い。近づけぬのだ。……夜襲も試みているのだが」

「……いや、《ギレヌミア人》も夜襲は十分に警戒しているはずだろう。今、きみたちに大きな被害が出ると私の《祈り》だけでは間に合わなくなるかもしれない。……今のところの被害状況は?」

「我がほうの斥候と、彼奴らの斥候が何度か衝突しているが互いに死者は無い。彼奴らの斥候はかなりの頻度で出されているが、よく抑えが利いていると言っていいだろう。……さらに三名ほどこちらの罠にかかった《ギレヌミア人》を捕らえてある」


 アンリオスが続けた報告にニックが小さく頷いた。


 アンリオスたちが造り出した天然の迷路にかかった《ギレヌミア人》は、緒戦以来それなりの数に上っていた。

 力の強い《ギレヌミア人》を捕らえておくのも一苦労で、たまにアンリオスが強引に引きずって来た。


 今、城にあるという地下の石牢には四十名ほどの《ギレヌミア人》が詰め込まれているらしい。

 捕虜に対してはニックが《幻惑魔法》をかけて情報を引き出したり無力化しているのだけど、肉体の強い《ギレヌミア人》に対しては効果が薄い。

 今は、ニックの部下の《魔法使い》が《拘束魔法》で動きを封じているらしい。ニックも数日おきには捕虜の様子を見に城へと向かっていた。


「三人か。少ないな。……その捕虜もこちらに送ってくれ。できるだけ新しい情報が欲しい。……北の森ならば明らかにきみら《人馬》たちに地の利があるし、投げ槍よりも連射可能な弓矢のほうが有利だ。《ギレヌミア人》も慎重になっているんだろうとは思うけれど……」

「慎重などというものではない。彼奴らの斥候は我らの罠の範囲を把握し始めている。近頃は迷い込む前にほとんどが逃げ帰る」

「罠はまだ拡大しているのか?」

「いや、《ギレヌミア》本隊がそろそろ近い。現在の速度でも明後日には、ここより人の足でおおよそ一夜強の距離には到ると思われる。もう、既に彼奴らの戦域だ。下手に拡げるべきではないだろう……我らとしては機先を制すべきとも考えるが」

「そうか。……仕掛けるなら最後、か。……確かに、もう少し数を減らしておきたいけど……森の西側を突破される可能性は低いだろうし」


 アンリオスとニックの会話。早朝のこの時間、ここには僕ら三人しかいない。

 僕は前から思っていた疑問をぶつけることにした。


「森の西側の終わりはどうなっているのですか?」


 前に城壁の上から眺めたときには、そこまで気にしていなかったけど。


「森が途切れてかなり落差のある断崖があり、その西側の崖下にさらに森が続いてやがて海へと到る。そこもまた岩場と崖だ」


 アンリオスが簡単に説明してくれた。

 さらにニックが補足する。


「西側の崖の位置はここから近い。加えてアンリオスたちには森の西側の広範囲に罠を拡げてもらってる。だから、《ギレヌミア人》が森の西側を回って来るには罠に侵入しなければならないんだ」

「アリオヴィスタスでも迷路を抜けるのには、それなりの時間がかかるということでしたけど?」

「そうだけど……オル? なにか不安でも?」

「無理やりに抜けてくるということは、ほんとうに無いのですか?」


 僕の問いかけにニックは神妙な顔をした。


「無いとは言い切れない。でも、私だったらそんな手は打たないな」

「なぜです?」

「アンリオスたちの領域に入る上に、そこで目の前に散発的に《人馬》をちらつかせられたら、《ギレヌミア人》たちはどうなると思う?」

「ああ……」


 きっと、戦場に入って頭に血が上った《ギレヌミア人》たちはそれぞれに《人馬》を追いかけ始めるだろう。

 そうなれば各個撃破のいい的になること請け合いだ。


「そうすると、アリオヴィスタスは東の街道を来ますか?」

「いや、オル。……私としてはそう誘導したかったのだけれど、全軍では来ないだろう」

「どうしてですか?」


 ニックと僕の会話を聞いていたアンリオスが壁の向こう側でひとつ鼻を鳴らした。


「既にニコラウスの存在と、《魔法》の腕前を知っておるからな。縦列に駆けるほかない街道を進軍するなど、緒戦の轍を踏むようなことはするまい」

「なるほど」


 確かに、ニックの《魔法》は相応に《ギレヌミア人》たちに警戒されていてもおかしくない。

 そうなると、《ギレヌミア人》は……。


「この《人馬とニコラウスの壁》を目指して来ますね?」

「やめろっ!」


 珍しくアンリオスに怒鳴られた。

 肩をすくめて隣を見ると、ニックも眉間に指を当てて揉んでいる。


「……まあ、それはいいとして」


 ニックがため息をつきながら、指を眉間から離した。


「捕虜から引き出した情報によれば、彼らの荷は最後尾に固められているらしい。……できれば、アンリオスたちには《ギレヌミア人》の後方の撹乱を頼みたい」

「兵糧を狙うのだな? しかし、焼くのは厳しいぞ」

「それは私もわかっているさ。森への延焼は防ぎたい。特に今の時期は海からの北西風が強い。火については《ギレヌミア人》も十分警戒しているだろう」

「では、半数の同胞に後方を大きく迂回して襲わせる。我が手許には半ばを残し、前進する《ギレヌミア人》が我らの領域に侵入してくれば牽制する」

「……それでいいか。明後日は確か引き弓月だったな?」

「うむ。《夜の女神》に誓って、そうだろう」

「月が沈むころに私とこちらの弓兵と騎兵が《ギレヌミア人》の先陣を攻撃するから、そのあとに攻撃するように言い含めてくれ。……さっきも言ったが、慎重に頼む。くれぐれも無理はしないように」

「《魔族戦争デモニマキア》を生き抜いた同胞も多い。案ずるな」


 ニックはアンリオスの応えに頷くと、僕をちらっと見る。


「《ギレヌミア人》は十中八九、オルの言葉通りに主力でこの壁を目指して来るだろう。……ただし、相手は特殊だ。ふつうの《ギレヌミア人》が選ばないような手段に頼ることも考慮しておく必要があるだろう」

「……承知している」


 アンリオスが静かにそう言った。


「では、これより一度棲み家に戻り、指示を出す。攻撃方法に関しては一任してもらうぞ」

「ああ、頼む」


 壁の向こう側でアンリオスの蹄の音が遠のいていく。

 僕は難しそうな顔をしているニックの顔を見上げた。


「僕は明後日の奇襲に参加しなくてもいいのですか?」

「まあ、それほど大きな戦闘になるとも思えないから、構わないさ。……正直、アンリオスがいないところで《人馬》が無茶をするとも思えないしね」


 簡単にそう言うニック。


「《ギレヌミア人》が選ばないような戦術とは、どのようなものがありますか?」

「そうだね。……まあ、基本的には《ギレヌミア人》は一斉突撃しか行わないから、それ以外の戦術ということになるけれど」

「ニックはどう来ると考えているのですか?」

「横列での進軍、かな。兵力を分けられるとちょっと厄介になる。たとえば、三つほど横列の陣形を作って場所を変えたり、時間差で突撃されると、こちらは対応に苦慮せざるをえない」

「ニックの《魔法》ですべての突撃を止められるのではないですか?」

「難しいだろうね。……オルにもわかると思うけど、《魔法》の有効射程は《魔力オド》を感覚できる範囲や、感覚したことのある土地に限られる。だから、緒戦のあのときも私たちの通った跡を《ギレヌミア人》に追わせる必要があった。森は遮蔽物が多いからね。そうでなければあれほど綺麗には決まらなかっただろう」


 ちょっと禿山での訓練を思い出した。

 あれも回数を重ねるうちに精度が上がっていったように思う。地の利というのは《魔法使い》にとっても重要なものなんだ。


「そうなると、《ギレヌミア人》が二手に分かれて街道と森をそれぞれ侵攻してくることも考えられますね……」

「そうだね。……私は街道から動けないと思う。彼ら《ギレヌミア人》は街道を一時的に塞いでも乗り越えて来るだろうから、そのあとは東の休耕地へと誘い込まなければまずい」

「では、僕とアンリオスの持ち場はこの壁の近辺になりますか? 守備隊はどのように分けるのですか?」

「ここは民兵の歩兵中隊十、二千人が中心になる。加えて、緒戦を経験した騎兵中隊をひとつ。弓兵二百人弱もすべてこちらに配置する。街道は機動力を活かして騎兵中隊と近衛で防衛しようと思う。残りの歩兵中隊四と工兵部隊は、休耕地に配置するつもりだ」

「実質、街道の戦力が四百人ほどですが問題はないのですか?」


 もし、《ギレヌミア人》が総力を挙げて街道を侵攻すれば、かなり厄介なことになるんじゃないだろうか?

 千人ほどが脱落していたとしても、彼らの総数はまだ五千人弱いる計算になる。

 多くの騎馬を失って、突進力が落ちているとしても、その数は脅威だろう。


「まあ、いざというときにはアンリオスが戦況を判断して横撃に回ってくれるだろう。それに、手練れの《冒険者アルゴノーツ》にも街道で備えてもらうつもりだから。……それよりも」


 ニックが僕に向かって、膝を折った。

 視線の高さを合わせてじっと見てくる。


「どうしたのですか?」

「昨日、捕虜から妙なことを聞いたのだけど……」

「妙なこと?」


 小首を傾げる。だいたい予想がつかなくはないけれど。

 とりあえず、とぼけよう。


 じっと僕の目を見ていたニックが首を左右に振った。


「……今は《ギレヌミア人》の侵攻をなんとか防ぐことに集中するべきだろう……」


 立ち上がったニックを見上げてちょっとだけ心が痛んだ。

 でも、イルマの言葉を信じるなら《剣士》としてそれなりに成長した僕をニックは褒めてくれるはずだ。


 うん、問題はない。

 全裸のときも、そこまで頭を使ってないような気もするし。《学術系技能》も向上してはいない……はず。


「さて、じゃあ、家に戻ろうか?」

「はい! ニック!」


 そうして、僕らは手をつないで開拓村の家へと帰る。




――その夜、僕は開拓村の家を抜け出した。

 というか相変わらず僕は毎日のように深夜になるとこの家を抜け出している。


 ニックは奇襲の準備をするからと言って今日は休耕地に張られている幕舎のほうに泊まっている。

 外に出てみるとカットレモンみたいな半月はまだ沈み切っていなかった。前世で言う丑三つ時の一歩手前ってところだろうか?


 僕は駆け出した。このあたりは若干人口密度が上がっているけど、こんな時間に起きている人はそうそういないだろう。

 と思ってたら、いた。


 アークリー・ウォード・アドミニウス・ガステール。ウォード伯の末子の彼が開拓村の外れで必死に剣を振るっていた。

 ちょっと感心。

 彼はこういう影の努力はしないタイプだと思っていた。


「おおおお!! 震えるぞ神よゴッド! 燃え尽きろブラッド! 刻み込むぜ俺の剣マイ・ソード!!」



……訂正。訂正だ。

 たぶんだけど、感心する要素はなかった。アークリーはちょっとアレだっただけだ。


 どこかで聞いたことのあるようなセリフに思えるのは気のせいだと思う。

 あと、血が燃え尽きてしまうのはどうかと思う。


 とにかくスルーだ。

 さっさとアンリオスのところへ向かおう。

 近くの掘っ立て小屋の影に隠れる。足許に転がっていた掌大の石を拾って、アークリーの頭上を山なりに越えるように投げる。


 アークリーを挟んで僕とは反対側の地面に石が落ちていく。

 石が音を立てれば彼の注意は僕には向かないはず。その瞬間、森の中に入ってしまえばいい。


 どすっ、という音が鳴った。


「うひゃぃっ!」


 アークリーの思わぬ悲鳴が夜の静けさに満ちた開拓村に響く。

 まずい。ほかの人が起きる気配がする。

 急ごう。


「――変な声出ちゃった。……あれ? 誰だ!」


 駆けだそうとした僕にかけられるアークリーの誰何の声。

 アークリーは僕の予想に反して音の原因を確かめに行かなかったみたい。

 失態だ。


 しかも、思わず足を止めてしまった。

 まずい。上弦に近い月は森に沈む前。

 暗いけれど、多少の月光が僕らを照らしている。照らされる僕は全裸だ。まさしく失態。


「……動くなっ! 《ギレヌミア人》か? いや、……にしては背が低い? ……あれ、裸……それに、どっかで見たような……」


 近づいて来たアークリーに突進する。


「――は?」


 驚いて後退ろうとするアークリーの右足を払った。たたらを踏むアークリーの背後に回る。

 僕より頭ふたつ近く上背のある彼の背中に跳びついて、首に腕を絡ませる。

 力を入れ過ぎないように気をつけて、きゅっと絞める。


「ちょっ……」


 まだまだ細い僕の腕が、アークリーの下あごの根元に入り込む。


「ふ、ぐ……」


 アークリーの膝から力が抜けて、ゆっくり後ろに傾いた。

 僕は足を下ろして、彼の体を支える。


――開拓村のそこここの家の中で誰かが床を歩く音。

 どうする? アークリーを放置して森に行く?

 いや、このまま冬の最中に屋外に放置なんて発見されなきゃ死んでしまう。


――しょうがない。

 アークリーの僕より大きな体をアルゼンチンバックブリーカーのようにして肩に担ぎ上げる。

 手でしっかりと彼の後襟と腰のベルトを掴む。


「……う……」


 少し苦しそうな呻きがアークリーの口から漏れるけど、大柄な彼を担いで走るには僕の肩はまだまだ細い。

 この体勢が楽だ。


 そうして僕は、あんまり揺らさないように、それでもできる限り素早く開拓村を後にした。


 木の柵の向こう側の地面の柔らかそうな雪が積もった場所に一度、アークリーをできるだけ慎重に下ろした。柵を跳び越え、また担ぐ。

 広場から延びる壁の東側。まだ延長され続けている壁の終わりを目指す。

 広場に張られた天幕には交代で民兵が常駐していて、いつでも人がいるから見られる可能性がある。


 それにアークリーを担いだままだと、壁を越えられない。

 大回りに《人馬とニコラウスの壁》を雪を蹴って迂回して、壁に沿って今度は西へと向かう。

 壁の西の終わりが見えてくる前に、アンリオスたちの迷路が展開しているのがわかった。そこだけ、なにか森に微妙な不純物が多くなるから承知していれば入り込むことはない。


 《人馬》の迷路と森の境目あたりを進んでいく。

 もう、だいぶ《ギレヌミア人》の本隊も近いはずだ。油断はできない。

 目を凝らしながら進むと、木立の向こう側にアンリオスの姿が見えた。


 念のためあたりに目を配り駆け寄る。

 アンリオスも気づいたようだ。


「オルレイウス、もう《ギレヌミア》も近いからやめよ、と……なんだ、それは?」


 アンリオスがとび色の目を細めた。

 僕は少しだけ考えてから、口を開いた。


「……友人、でしょうか?」



 〓〓〓



〈――ルエルヴァ共和新歴百九年、ザントクリフ王国歴千四百六十六年、トリニティスの月、二十六夜


 想定した以上に《ギレヌミア人》の対応が慎重だ。

 ある程度までは予想していたが、ここまでとは思わなかった。


 《ギレヌミア人》の捕虜の話によれば、あちらの被害はこちらの想定よりもいくらか多かったらしい。

 おそらく残された総力はおおよそ騎兵二千、歩兵二千五百ほど。


 それでも、だ。

 欲を言えば、緒戦でもう少しだけ彼らの数を減らして戦意を挫いておきたかった。

 半数とまでは言わないが、もう少し。



 《人馬》部隊が警戒されてしまっている以上、彼らに頼った奇策のたぐいは効果が薄いだろう。

 そして、同時に多くの《人馬》が快復していることを確認しているということは、こちらに《祈り》の使い手がいるということも察知されているはずだ。

 このまま単純で大規模な総力戦に移行すれば、主力が民兵である私たちはいずれ劣勢を強いられる。

 どこかに穴ができてしまう。

 なんとしても、持久戦に持ち込みたいところなのだが。


 その前に、《ギレヌミア人》の心身を削り取る必要がある。

 奇襲は成功させたいが、それ以上にこちら側の損害を抑えたい。


 アリオヴィスタスはなにを考えている?

 ただ慎重に進軍しているだけで、これほど進軍速度が遅くなるものか?

 森さえ抜ければ短期決戦に移行できると考えているならば厄介だが。



 アンリオスをどうしても討ちたいなら、やはり《ザントクリフ》の街を攻めるだろう。

 そして、アンリオスを誘き出そうとするはずだ。


 アンリオスは同盟者を見捨てない。アリオヴィスタスもそれを承知しているはず。

 このままの進軍速度で正面から来るとは思えない。

 だが、捕らえた捕虜はアリオヴィスタスの戦略までは聞かされていないようだ。


 捕虜からはそれ以外にいくつか興味深い情報も仕入れられたが。

……《人馬》にまたがる、裸の子供の話とか……。


 まさかとは思うが。

 一度、オルの髪かなにかを採取して私の地下室に寄りたいところだが、生憎、今は時間が無い。


……いや、まさか。裸と言ってもさすがに全裸になっているわけがない…………はずだ〉

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る