オレ彼!?★ 融(とおる)の章 旅立ち

オレは、

絢香ちゃんが怖がるだろうと、

夢のことは、

言わない事にした。





出逢って二日目に、

名前を知らなかったから、

絢香ちゃんにオレが言った、


「街灯の君」と、


たまたま曾祖父(ひいじい)ちゃんと、

同じ呼び方したのは、

偶然だけど、


今は、昔と違って、

つけ文みたいなまどろっこしい手紙じゃなく、

ダイレクトに

恋のささやきメールを

送りあえる時代だ!!


そして、

こんな風に、

腕組んで、

抱きしめたり……。


また今日も、

オレは、

絢香ちゃんを抱きしめていた♪


絢香ちゃんが、

OKなら、


「キスしたい♪」


と、オレは、

溢れる想いを

行動より先に、

まず了解とってから……。


絢香ちゃんの心の準備が出来たかな~?


と、ドキドキしながら、

必死にキスしたい衝動を

抑え込んでいた……。




「ありがとう……。

融さん♪

私、こんな風に、

恋したかったの……。

キスなんてしたら、

もう、思い残すこと……。」


OK♪

ってことかな?


オレは、

絢香ちゃんと、

ファーストキス……した……ハズだった!!


あれ?

なんだか変だぞ?


絢香ちゃん、

急に髪が真っ白に……?


「絢香ちゃん?」


「はぁ?

ワタシャ、はーるーかじゃ!

遙華!!

アンタ誰?」


オレの腕の中に、

遙華婆さんがいた!!


オレのファーストキスは、

遙華婆さん(痴呆老人)に、

奪われてしまった!!

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