概要
無口な後輩の登録名は「彼女(仮)」。外れる日は、来るのか。
弓道部の二年・二宮悠人のスマホには、ある日を境に「彼女(仮)」という連絡先が増えた。登録したのは、一年後輩の白瀬凛。無口でクール、弓の腕は学年随一の美少女だ。きっかけは練習後の何気ない一言だった。「先輩、彼女いますか」「いないけど」「……分かりました」。翌日、悠人が連絡先を開くと、凛は自分の名前を「彼女(仮)」と登録していた。訂正を求めても「(仮)です」の一点張り。なのに部活の連絡は妙に速く、居残り練習には必ず付き合い、他の女子が近づくと無言で間に立つ。無口なくせに、やることだけは大胆な後輩の「(仮)」な独占が、静かに始まる。
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