概要
十五年前、世界各地にダンジョンが出現した。
魔物を倒し、素材を集め、魔石を持ち帰る。今では高校生でさえ、冒険者としてダンジョンに挑む時代になっている。
高校生の黒瀬透も、友人の佐伯悠斗とともに冒険者登録を済ませた。
そこで透が手に入れたユニークスキルは、二つ。
一つは、対象の情報を読み取る《鑑定》。
そしてもう一つは――前例のない謎の能力、《複製》。
しかし、詳しい効果は誰にもわからない。
試しに石を複製してみれば、五分後には消えてしまう。これでは戦闘に使えるとは思えなかった。
だが、透はあることに気づく。
**「物は五分で消える。でも、魔法なら……?」**
その発想が、すべてを変えた。
魔力を操る技術を学び、友人と初めてのダンジョンに挑む透。試行錯誤の末に発見した
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