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概要
「罰はないの。その日、褒めてあげられないだけ」
水は千五百。おからと酒は、どちらも百だった。
画面には、同じ中学の同級生が映っていた。久しぶりだねー、と笑って言う。「先に言っとくね。ここ、出られるから」。閉じ込めているわけではない。ただ、開くようになるまでは、ここにいて、と。
やってはいけないことは三つ。暴力、暴言、自分を傷つけること。説明を最後まで聞けば百、署名すれば一万。表のいちばん下だけ字が小さくて、指一本が五十万と書いてあった。
順位は毎朝、その朝の残高で決まる。一位の部屋は二十二度で、冷たい水が三本つく。六位の寝床は、三十五度の床だった。
参加は任意だった。あたしが受付で署名した紙には、コンテナのことはどこにも書いていなかった。
説明が終わると、携帯が一度だけ光った。〈見ているだけでも、参加です〉
画面には、同じ中学の同級生が映っていた。久しぶりだねー、と笑って言う。「先に言っとくね。ここ、出られるから」。閉じ込めているわけではない。ただ、開くようになるまでは、ここにいて、と。
やってはいけないことは三つ。暴力、暴言、自分を傷つけること。説明を最後まで聞けば百、署名すれば一万。表のいちばん下だけ字が小さくて、指一本が五十万と書いてあった。
順位は毎朝、その朝の残高で決まる。一位の部屋は二十二度で、冷たい水が三本つく。六位の寝床は、三十五度の床だった。
参加は任意だった。あたしが受付で署名した紙には、コンテナのことはどこにも書いていなかった。
説明が終わると、携帯が一度だけ光った。〈見ているだけでも、参加です〉
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