1500文字もない短編でありながら、読後に大きなテーマが覆いかぶさって来る秀逸作品です。 工場を破壊しようと侵入する少年、それを捕まえる警備員との一時の邂逅、そのやり取りに、読者としては警備員の方が正しいように思えたのですが……最後の最後にその考えがひっくり返されます。本当にそれは正しいのだろうか、いやしかし。繰り返し読後に自問自答をし、今も答えが出ないまま。 昨今のAIと労働の問題にも通じる、今こそ読みたい一作です。ぜひ。
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