先天性難聴の主人公は、補聴器なしでは人の話が聞き取れない。まるで宇宙人がしゃべっているみたいに意味不明なのだ。けれど、あるクラスメイトがメロンパンを「美味しい!」と言ったとき、彼女の声は主人公の耳にまっすぐ届いた。こちら、タイトルに【ディレクターズプラス】とある。以前書かれた「ワレワレハウチュウジンダ」の改稿版とのこと。順番に拝読すると、物語の世界がぐんと鮮やかさを増していると感じた。爽やかなアオハルものだけでは終わっていない、奥行きのある素敵な作品。ぜひページをめくってみてください。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(244文字)
「宇宙人」だらけの世界で運命の相手に出会った高校生男子の恋物語。難聴のため、補聴器が無いと音が聞き取れない「おれ」にとって、補聴器を外した時の他人は奇妙な音を発する宇宙人のようなもの。そんな中、一人の女の子の声だけがはっきりと聞こえてきて……。世界は時に残酷だ。多くの人にとっての「当たり前」が当たり前でない人は、苦しみや悲しみ、疎外感を感じることになってしまう。でも、思わぬ出会いがそんな世界を素敵なものに変えてくれることもある。この物語との出会いは、きっとあなたの世界を彩りますよ。
ナミは「おれ」の特別運命のヒーローだけど特別だからって運命だからっていつもうまくいくとはかぎらない…とても可愛い青春物語です2000文字弱でさくさくと読めますがそのなかに男の子と女の子の気持ちがギュッと詰まっててこれぞ、アオハル!おすすめです!
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