概要
王家典範、それは―——
「セシリア・ヴァレンティーヌ! 君との婚約を破棄する! 僕は真実の愛を見つけたんだ!」
卒業の夜会で婚約破棄を宣言した第一王子に、侯爵令嬢セシリアは王家の家訓『王家典範』を読み上げた。
第九十九条。真実の愛を宣言した王族は、北の砦で三年。
殿下が去ったあと、テラスで求婚してくれたのは、図書館の副館長レオンだった。
けれど典範には、婚約を解かれた令嬢は百日のあいだ新たな婚約を結べない、という決まりがある。
家訓を預かる編纂官補佐になったセシリアのもとには、典範をめぐる揉め事が次々と持ち込まれ、
やがて、あの夜の第百条を「十二歳の子どもの作文だ」と消そうとする公爵が現れる。
「百日が過ぎたら、もう一度求婚します。今度は、正しい順番で」
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外部サイト掲載済
卒業の夜会で婚約破棄を宣言した第一王子に、侯爵令嬢セシリアは王家の家訓『王家典範』を読み上げた。
第九十九条。真実の愛を宣言した王族は、北の砦で三年。
殿下が去ったあと、テラスで求婚してくれたのは、図書館の副館長レオンだった。
けれど典範には、婚約を解かれた令嬢は百日のあいだ新たな婚約を結べない、という決まりがある。
家訓を預かる編纂官補佐になったセシリアのもとには、典範をめぐる揉め事が次々と持ち込まれ、
やがて、あの夜の第百条を「十二歳の子どもの作文だ」と消そうとする公爵が現れる。
「百日が過ぎたら、もう一度求婚します。今度は、正しい順番で」
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