概要
「誰でもできる」と言うのなら、十五年分の仕事、お返しします。
「その程度、誰でもできる。評価するほどじゃない」
四十三歳の正社員、大倉静江は、勤続十五年の会社で突然手当を打ち切られた。
請求書処理、取引先との調整、新人教育――誰の担当でもない仕事を引き受け続けた結果が、給料の引き下げだった。
静江は怒鳴らない。代わりに、自分の仕事を百三十七行の一覧にまとめ、担当者と責任者を決めていく。
ところが、「誰でもできる」と言った部長は、請求書を一通出すだけで立ち往生してしまう。
そんな静江に、取引先から声がかかった。
「その経験が欲しいんです」
正式な引継ぎを終え、静江は退職する。
残された会社で次々に聞こえてくるのは、「大倉さんがやっていたので」という言葉だった。
名もなき仕事を担ってきた女性が、自分の経験と働く場所を取り戻す、お仕事ざまぁ物語。
四十三歳の正社員、大倉静江は、勤続十五年の会社で突然手当を打ち切られた。
請求書処理、取引先との調整、新人教育――誰の担当でもない仕事を引き受け続けた結果が、給料の引き下げだった。
静江は怒鳴らない。代わりに、自分の仕事を百三十七行の一覧にまとめ、担当者と責任者を決めていく。
ところが、「誰でもできる」と言った部長は、請求書を一通出すだけで立ち往生してしまう。
そんな静江に、取引先から声がかかった。
「その経験が欲しいんです」
正式な引継ぎを終え、静江は退職する。
残された会社で次々に聞こえてくるのは、「大倉さんがやっていたので」という言葉だった。
名もなき仕事を担ってきた女性が、自分の経験と働く場所を取り戻す、お仕事ざまぁ物語。
応援ありがとうございます!お米が食べたいです!
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?