概要
世界を救った少年がラジオに送ったのは、親友と歩いた放課後の話だった。
木曜日の深夜、小説家がパーソナリティーを務めるラジオ番組に、一通のメールが届く。
差出人は、二年をかけて世界中の武力紛争を終わらせた、十七歳の少年だった。
スタッフが特別番組の準備を始めようとするなか、小説家はメールの最後に記された少年の希望を受け入れる。
「できれば、ほかの人のお便りと同じように読んでください」
少年が綴ったのは、戦場での偉業ではなかった。
親友と歩いた帰り道。コンビニの肉まん。錆びた自動販売機。そして、戻らなくなった放課後。
差出人は、二年をかけて世界中の武力紛争を終わらせた、十七歳の少年だった。
スタッフが特別番組の準備を始めようとするなか、小説家はメールの最後に記された少年の希望を受け入れる。
「できれば、ほかの人のお便りと同じように読んでください」
少年が綴ったのは、戦場での偉業ではなかった。
親友と歩いた帰り道。コンビニの肉まん。錆びた自動販売機。そして、戻らなくなった放課後。
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