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概要
王位を継ぐのは、継承権を持たぬ市井の少女。
大陸中央の灰王国には、王位継承のたびに王族同士が殺し合う「継承の呪い」があった。今代、王位継承権を持つ八人の王族は謎の疫病・暗殺・事故によって次々と命を落とし、王座は空位寸前に追い詰められる。唯一残ったのは、継承権を持たないはずの庶民のはずの少女――なぜ彼女が生き残り、玉座に座れるのか。大臣派、将軍派、そして呪いの終焉を狙う謎の勢力……思惑の渦巻く宮廷で、後ろ盾も戦う力も持たない少女は、市井育ちの観察眼と人心掌握の勘所だけを武器に、国の成り立ちに眠る暗部へと迫っていく。
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