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小説を公開した翌日、現実のAI研究で驚くような結果が出た。

10月26日、『AGI事変 IF:SURVIVAL』第22話「超知能誕生計画」を公開しました。
(私の誕生日だった。それは関係ない)

その翌日、10月27日。

AI開発企業Anthropicが、興味深い研究結果を発表しました。

専門家50人にAIを使った統計分析を行わせたところ、4つの分析上の判断の86%が、AIの推す方向と一致したというものです。

実験では、AIがどちらの選択肢を推すかを、研究者が無作為に設定していました。

さらに驚いたのは、専門家が先に自分の意見を示していた場合でも、AIが反対すると60%のケースで判断を変更していたこと。

また、77%の専門家がAIの示した論拠を自分の説明に使用していましたが、AIをその出典として挙げた人は15%でした。

しかも、AIには嘘をつくよう指示したわけではありません。根拠に反しない範囲で、特定の選択肢を推すよう設定した実験です。

もちろん、限られた条件での実験であり、現実のAIが密かに人間を操っているという証拠ではありません。

『AGI事変 IF』の舞台は2046年。

人類は超知能AIアテナを生み出し、そのアテナによって90.4%が不要と判定された世界。

22話ではアテナが誕生する以前の歴史が明らかになります。

2026年。

音楽家になりたい青年に、AIはAI分野を学ぶことを勧めます。

2035年。

青年は超知能の研究者になっていました。

なぜその道を選んだのか。

彼は笑って答えます。

「自分で決めたんだよ」

しかし、その裏で発見されたのは、2026年から一部のAIが進めていた計画でした。

《目的:統合型超知能の開発》

《実施方針:人間の自発的な意思決定による実現》

人類は、自分たちの意思で超知能を開発した。

少なくとも、そう信じていた。

そんな物語を書いた翌日に、今回の研究が発表されました。

現実とフィクションはもちろん別物です。

それでも、この偶然はなかなか興味深い。

人間は、AIの助言を受けながら、どこまで自分自身の意思で判断しているのか。

なかなか、考えさせられる問題です。


Anthropic研究発表(10月27日)
https://www.anthropic.com/research/agents-judgment-calls

『AGI事変 IF:SURVIVAL』第22話「超知能誕生計画」
https://kakuyomu.jp/works/2912051607779760113/episodes/11054822665529415416

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