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【6/22】「海神別奏」更新しました:こぼれ話「1920sとネイティブアメリカンについて」

 「海神別奏~悪役令嬢代行おじさん~」最新話を更新しました!

 今回やっと登場した攻略対象たち…あらすじにも情報を追記予定です!
 というわけで「07「狂騒」」についてのこぼれ話です。

 章タイトルの「狂騒」について、これは「狂騒の20年代(The Roaring Twenties)」から取ったタイトルです。
 1920年代(※海神別奏では架空の時代”聖暦”です)のアメリカは第一次世界大戦後で好景気!
 技術の進歩でラジオや映画などの娯楽が増え、女性の社会進出も進み、禁酒法の影響でギャングの台頭も進みました。
 人生を楽しみ、時に狂ったように大騒ぎする、で「狂騒」です。

 しかし、当時は圧倒的な白人優位の時代。
 アメリカでの有色人種の立場は低いものでした。
 特にネイティブアメリカン(インディアン)の扱いはひどく、政府は彼らを保留地に押し込め、文明化と称して子供を寄宿学校に通わせていました。

 本編には↓のような文があります。
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 ネイティブアメリカンが白人を部下の様に引き連れて歩いている。
 それは異国人の私から見ても、異様な光景だった。
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 人種によって優劣がついてしまういびつな構造を大正期のインテリ層は論評しており、織歌もそれを知っています。
 それでも白人がネイティブアメリカンに従ってる、珍し! と思っちゃうのが、彼女の未熟さです。
 
 …というのが今回のこぼれ話でした。
 ネイティブアメリカンについてはまだまだ勉強中ですが、攻略対象のダミアン・シュヴァリエについて今後ももっと掘り下げていくので、良かったら見ていってください。
 
 今後ともよろしくお願いいたします。

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