これからアップする本のタイトルをどうするか。小説を書いていらっしゃる皆様一度は悩まれたことがあるのではないでしょうか。
タイトルこそが作品に色というか枝葉を添えるスパイス的なものになるのではないか、なんて私は考えています。魅力的なタイトルだと、自然とその本を手に取ってしまいたくなるものです。
個人的に好きな小説のタイトルをいくつか紹介します。
『午前零時のサンドリヨン』相沢沙呼先生
(ミステリーながらオシャレなタイトルだと思います)
『封印再度』森博嗣先生
(タイトルにこめられた意味が面白いです)
『博士の愛した数式』小川洋子先生
(タイトルにすべてが詰まってる感が好きです)
昨日アップした『チャーシューの下に』はヘルマン・ヘッセ氏の『車輪の下』に引っ張られた感が強いです(内容は全く異なりますが)。 本文を書いている時はタイトルを『浪速のラーメン王鈴木の献身』にするつもりだったのですが……しっくりこなくて変えました。最適解はわからないままです。
ぜひとも作品にマッチしたタイトルをつけられるようになりたいものです。