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第二十話《至高観測仮説》を更新しました。
ああ……どう言えばいいのでしょうか。
ついに。
ついに。
ついに。
物語の核心、その最深部まで辿り着きました。
ただ、以前のように一気に詰め込むのではなく、最近は意識してテンポを落としています。
内容があまりにも複雑で、しかも硬派なので、まるでキャラメルをコーヒーに溶かすみたいに、ゆっくり、ゆっくり溶かし込むように進めています。
とはいえ、最近は少し焦りもあります。
というのも、学術側でも少しずつ新しい動きが見え始めているからです。
私が普段よく見ている台湾の科学系雑学チャンネルがあるのですが、オタク文化やユーモアを交えながら、様々な科学ニュースを紹介してくれます。
そこで今日見かけたのが、
『古典物理の視点から量子現象を再解釈する研究』
という話題でした。
つまり、『光格子二重スリット実験』のような現象に対しても、
『量子現象は確率的にしか記述できない』
という従来解釈に対し、再び別の視点から挑戦し始めている、ということです。
それは同時に、アインシュタインの有名な言葉――
『神はサイコロを振らない』
を、どこか思い出させる流れでもありました。
宇宙の根底には、本来、実在する構造があるのではないか。
ただ、初期の科学者たちは『結果』しか観測できず、そこから逆算するしかなかった。
例えば。
家の向こう側から、高い木の梢だけが見えている。
だから、あそこには大きな木が存在しているはずだ、と推測する。
けれど、その木の根が壁の内側にあるのか、外側にあるのか。
科学者たちは長いあいだ、推測するしかなかった。
梢を辿れば根へ到達できるとは限らない。
途中には、視界を遮る前景が多すぎるからです。
……あるいは。
私たちが見ているのは、本当に梢そのものなのでしょうか。
もしかすると、それは梢の『影』に過ぎず、
本体は視界の外側、
あるいは、まったく別の側に存在しているのかもしれません。
物語も終盤へ近づいてきました。
最後まで書き切れるよう、頑張ります。
いつもご愛読、本当にありがとうございます。
(イメージのみ)
