杉井光さんの小説『世界でいちばん透きとおった物語』(新潮文庫nex)を読みました。
まずミステリーってことに驚いたけど、『神様のメモ帳』もライトノベルながら謎解きがありましたね。
途中で京極夏彦さんの名前が出てきて、もしかしたらと思ったらInDesignの話。なんちゃってエディトリアルデザイナーの私は仕事で使ってて、京極さんの執筆方法も知ってた(学生時代に学んだ)けど、デザインやってない人にはわからないんじゃないかと心配しました。まあ、ラストで詳しく書かれてましたね。それでも一般の人には難しいと思うけど、どうなんでしょう。
それはともかく、こんなことは普通は絶対しないですよね。組版で遊びたかった昔の私だってしない。京極さんの感想が聞きたいですよね(笑)。
短いせいか話の盛り上がりがちょっと足りない感じもしましたが、InDesignの話が出てきてうれしかったです。
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東武野田線の柏発船橋行きの普通に乗っていたら、高柳駅で急行に追い抜かれたところで「船橋発高柳行き」に変わって次の駅が「新船橋」に。おーい。次の六実駅を出たところで直ったけど(笑)。
※添付画像は最近撮った写真「博物館大宮」
