• 現代ファンタジー
  • 恋愛

ミヒャエル・エンデ『はてしない物語』の長さは?

現在執筆中の最新作が、原稿用紙530枚分を突破してしまいました(暫定6位)。

ヤングアダルトも一応児童文学に分類されるため、長すぎて心配という不安は何度も書いてきましたが、長いヤングアダルト作品だってありますよね?

ヤングアダルトの金字塔、ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』です。

実は手元になくて長さがよくわからなかった(ヤングアダルトは文字が大きいことが多く、ページ数だけでは長さが計算できない)のですが、知らぬ間にKindle版ができていたので、そのページ数から計算してみました。

     *

『はてしない物語』 (岩波少年文庫)
上巻がKindle版324ページ、下巻がKindle版374ページの計698ページ

これが紙の文庫だとどのくらいのページ数になるかですが、

恩田陸『スキマワラシ』(集英社文庫)Kindle版475ページ→紙版536ページ=1.13倍
綾辻行人『Another(上)』(角川文庫)Kindle版349ページ→紙版416ページ=1.19倍

この2冊が手元にあったもので(汗)。
おおざっぱに1.16倍として、『はてしない物語』は698×1.16=810ページになります。

ちなみに『はてしない物語』 (岩波少年文庫)の上巻が紙版330ページ、下巻が紙版418ページの計748ページで、上巻がKindle版とほとんど同じでちょっと謎ですが、まあまあ近いですかね。ヤングアダルトは文字が大きい可能性があるので、これは参考まで。

で、ここからは完全に私が以前導き出した論理なのですが、文庫1ページはだいたい原稿用紙1.4枚分なんです。だから、Kindle版からの計算で810×1.4=1134枚分となります。
扉ページや広告があるなら、もう少し減りますね。

(ちなみに岩波少年文庫の紙版から直接計算すると748×1.4=1047枚分)

     *

まあ、『はてしない物語』は1100枚前後ってことで、私の新作はさすがにこれに近づく心配はなさそうです。

まあ、推敲が大変なのは変わらないし、ほっとはできませんけど……。


※添付画像は最近撮った写真「浮かび上がる幹」

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する