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人間って濃いものを薄くするのが好きなのかな

人間って濃いものを薄くするのが好きなのかなって思った話。

これを思いついたのは炭酸飲料を飲んでる時。
炭酸飲料って炭酸が抜けるとめちゃくちゃ甘ったるいんだよね。

でもそれを逆に考えればめちゃくちゃ甘ったるいものを炭酸で感じにくくして飲んでるともいえると思う。
じゃあ、正解はなんだろう。

正解は、炭酸にすると飲み物の味が薄く感じるからそれをわかるようにするために濃くしてるってのが正解だ。

でも本質は濃いものを薄くしてる(薄く感じるようにして)ってことだと思う。

他にも具体例は思いつくだろうか。
私はすぐにアイスが思いついた。アイスは炭酸のシュワシュワがひんやりに変換されたようなもの。

アイスを溶かして飲んでみると炭酸飲料と同じようにめちゃくちゃ甘ったるい。

これは食べるもの全体に言えることだと思う。

大体の調味料はめっちゃ濃い。だからそれを何かにかけたり一緒に煮たりして薄くして食べてる。じゃあ、食べ物以外は?

これがなかなかに難しい。なぜなら濃くする、あるいは濃いものっていうのは他の分野に存在しにくい。

濃いものって聞いてみんななにが思い浮かぶだろうか。

大体食べ物関係じゃない?

あ、一つ思い浮かんだ。それは色だ。色も濃いっていうよね。
じゃあ薄めて使ってるだろうか。使っているような気もする。大体のものは三原色を混ぜて使われてる。

でも三原色も結構使われてるな。味覚系のものよりかはパターン化はできなそうだ。でもここは薄めて使ってるってことにしておいて。


ここまでで気づいたことは、大体のものは薄めるために濃くしてるってことだ。これは塩を考えて貰えばわかりやすいと思う。

塩はもともと純粋な濃い形で存在してない。海水が代表的だね。岩塩は置いといて。で、人間は生きるためには塩が必要だから塩を効率的に運んだり、摂取するために濃い状態で保存しておくと便利なわけだ。そんで使うときは薄めるってわけだ。

塩に関しては岩塩っていう反例があったけど、砂糖とかだとわかりやすいと思う。色も他の色を作り出すのに便利だから三原色みたいな形で濃くして置くんだろうね。

こんなもんにしておこうか。もともとは人間って濃いものを薄くするのが好きなのかなって話だったけど、結論としては大体の濃いものは薄くするために存在してるってこと。そりゃ好きなわけだ。だって薄くするのが本来の使い方なんだから。

でもさ、炭酸飲料とかの話は今回の結論とちょっとズレてる気もするよね。

ということでほなまた

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