7月の半ば、パニチェフは、トランス・ドニストール共和国に帰・国・し、国会の場で全会一致で首相就任を承認された。テック企業の創業者は、正式にこの自称・共和国の政府首脳の一員となった。
首相就任の所信表明では、彼は母国語で長々と演説を行ったが、その最後の一言に、
「So, help me God.」
と英語で演説を締めくくった。
オレたちは、そのようすをインターネットのライブ中継で、注視していた。
映像を見るかぎり、国会に集まったトラ・ドニ共和国の議員たちは、パニッチの演説の最後の言葉に一瞬、戸惑ったようだが、全員が立ち上がって、大きな拍手で新首相の就任を歓迎している。
今回も楽しんでくれ!
本日の更新
第2章〜「正義」の作り方お教えします〜㉓
(AGS社エージェント・黒田竜司)