「あの、ちょっと良いですか?」
ボクが、たずねると、目の前の中年男性は、「ん?」という感じで、こちらを振り返る。
「なんか用?」
振り向きながら返答した男が着ているシャツの胸元には、Bravesというアルファベットの文字が書かれていた。その様子を確認しながら、鋭い目つきに濃い眉毛、ネタを披露するときにイキリ顔を見せるお笑い芸人のような顔立ちの相手が歳上だろうということもあり、不審に思われないよう、なるべく丁寧な言葉になるよう心掛けて語りかけた。
ボクたちの世代には見慣れないユニフォーム姿のこのオッサンは、いったい何者なのか!?
今回も楽しんでほしい!
第1章 この川辺で暇をつぶすだけの青春があってもええんちゃう?〜②〜
(王手前大学三回生・星野信之)