ほんとうは236話で決着がつくはずだったんですけどね(挨拶
あ、今回は完全に自分の中のものを吐き出すだけの、戯言の類です。すみません。
さて本題。
《L-Ⅷ/ⅩⅩⅤ》イヴ=トリクシィ・メラノフログというキャラクター。
初登場が151話(初台詞が151話なだけで存在自体は150話から)で、何とおととしの10月からずーっとつきあってるキャラではあったんですが。
正味――作中の扱いとしてどうだかは書き手の立場としては判然としないのですが――《スイートウォーター》隊に配置した三機の機甲人形の中だと、作者的にこの子は一番影の薄い子でした。
初手から役割が明確だったヘレナや、165話で早々にウォルフ達と交戦して作者的にキャラが立った――立ち位置が明確になった――オフェリアと比べると、イヴは扱いどころの都合もあってどうにも『これ』というところがなく、テストベッド機という設定をベースにキャラを立てていましたが、そこはある意味『予定調和』の範疇におさまっていました。
フレドリカの「最後の切り札」を引き出して、そのうえで「決戦」の体裁で激突するためのキャラクター。この子はそういう存在でした。何せフレドリカにはウォルフやミュイのような『物語上の』対決が発生するボスキャラというのが(この局面においては)いない子だったので、こうならざるを得なかったのです。
言わば、そこを埋める『都合』で存在と設定を組んで出しておいたのが、イヴというキャラクターでした。
跳ねました。
236話で。
あの、『「未来」に傅く機甲人形』とか一体どこからわいて出たんですか。
立場が変われば主人公サイドが言い出しそうなセリフぶち上げやがって。
ええとですね、それはもちろん設定上の導線からそういう方向性は導出可能だったかもしれませんが、235話を書いてた時点ですらどこにもなかったでしょ。そんな話。ねえ。
フレドリカが再生した理由とフレドリカスーパーモード(仮称)の真価を解説しつつ、やられ役になる話だったはずでしょ。236話。解説が途中までしかできてねえですよ、ギリ再生した理由をぶちまけられたくらいですよ。うおぉぉぉ…。
――と、いうことで。
まるでナナリィの時に対決の場面をウォルフ一人へ集約したぶんの反動がきたかのように、ここにきてフレドリカの「対決」が発生してしまいました。
結構センシティブというか、扱いの繊細なところになりそうな気がしますが…さてはて。どうなるやらです。
せっかく私の中で落としどころというか、「こうなんだ」というのが見えた子なので、きちんと書き抜いてあげたいなと思っています。
個人的にイヴに関して気に入ったのは、「ちっぽけな砂利の一粒にも満たないものだったとしても」。完全に書いてる最中にポンっと出てきたセリフでした。
ああ、この子は自分をまったく「特別視」してないんだ、してなかったんだな、と。
自分もほんとうにちっぽけな砂利の一粒に過ぎないかもしれないというのを自明としたうえで、そのうえで自分を含めた「砂利」の一粒一粒に価値がある、『未来』という価値を築くと信仰している。
あれはそういう『信仰告白』だったのだと腑に落ちました。書いてたやつが。書きながら。いや何でさ。
この子もやっぱり『機甲少女』だったなと。
はい。本日更新分の話を書いていて、急に腑に落ちたというお話でした。