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火鼠と遊女と半妖と - 妖兎斬姫 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16818792438020823724/episodes/16818792439153609145
厳重な視線が光る中、薄暮が門を潜ると、白銀の髪を跳ねさせながら一人の少女が駆け寄ってきた。赤い瞳が灯火のように瞬く。
「はーくぼ♪、おかえり~♥ ケガしなかった?」
普段無表情の薄暮の頬が、思わず緩む。
「うん、大丈夫。ありがとう、火鱗ちゃん」
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