探偵たちの葬列、完結しました。
完結のその足で書いてます。
始めは掌編の「名の無い名探偵」という作品を書いたところが始まりでした。
探偵、助手、犯人。全員が人殺しという設定。罪の継承と、役割の循環。
これはこれで纏まっていたのですが、心のどこかで引っかかっていました。
探偵を「役割」として書くなら、それは強いキャラクターを持った「名探偵」のアンチテーゼになり得るのではないかと。
作中の探偵は探偵らしく振る舞います。そこに「人格」はあまり見えないように書きました。多少の差異はあれど。
彼らを辿ることにしたとき、彼らが役割のため押し殺したキャラクターを出せたら。探偵なんてロクなもんじゃねえよと言えたら。
ミステリーでやるにはちょっと怖いことでしたけど。
何にせよ、面白いものが書けたと思います。
ありがとうございました。