• 現代ファンタジー

芹沢真白 キャラクター資料①【第二幕(芹沢:地に足をつける方法まで)】 

【基本情報】
名前:芹沢 真白(せりざわ ましろ) 
年齢:18際
身長: 172cm
体重:58kg
容姿:肩まで掛かる金髪、横幅のある二重の緑目、大きめの口、The美青年
誕生日:4/6
部活:裏・百家茶道部
好きな食べ物:お浸し、金平糖、ピザ
嫌いな食べ物:茸、茄子、お麩、マシュマロ
音楽:ポップでハイテンポなアイドルソング。元気が無くなると応援歌ばかり聞くが、たまにネタソングも挟む。
メンカラ:白
趣味:筋トレ、ダンス、フリフリ(落ち物ゲーム)
サイドストーリー①:熱愛報道を出して中退した親友の行方を探したり、紫水旅団の新MVの撮影などの多忙により過労寸前まで追い込まれていた。   
サイドストーリー②:生まれた頃から政治一族出身の祖母に生き方を管理されていた上に、学生アイドルになるまでは高嶺の花とチヤホヤされていたことで孤独な幼少期を過ごした。



【能力】
歌唱力:★★★★★★
ダンス:★★★★★☆
話術:★★★★☆☆
オーラ:★★★★★★
表情の豊かさ:★★★★★★



【語り手への感情の変遷】

①『最推しを助けたった』:北白川からエンジュのファンとして紹介された一年生。

②『 過労死寸前の初対面と銭湯に行った』~『先輩と値踏みお見合いした』:自分の目を見て話してくれる頼りになる一年生。チームメンバーになってくれると心強いから、スカウトを出そうまで一っ飛びで結論が出る。小早川の代わりにし始める。

③『加入試験を受けたった』~『眠れない夜に付き合ってもらった』:加入試験を見て、アイドルが天職に成り得るかもしれない後輩かもとウキウキギラギラしている。いつか自分のライバルになってくれるかもしれないという期待と、虎南や小早川のような対等な友情を築ける予感がしている。色々とお願い事を聞いてくれることもあって甘え出す。

④『芹沢先輩から頼まれた』~『違うチームの先輩にトレーナーになってもらった』:虎南の面倒を見てくれるように頼める後輩であり、もっと色んな話をしたい人。すっかり信頼しきっており、姫城という存在を認識している。心の中に姫城の枠が存在していて、記憶喪失のことなどのどうにもならない問題を持て余すようになる。

⑤『華園先輩に提案された』~『 芹沢:地に足つける方法』:姫城がゼックラに勧誘されたことで、殊更自分から離れていく可能性があることを強く意識するようになる。華園に『一年生が性悪だって言ってた』と言われ、嫌われたかもしれないと焦ってもいる時期でもある。結果、色んな不安に駆られて自爆した。



おおよそ、こんな感じです。

銭湯に誘って愚痴に付き合ったことが運命の分かれ目で、そこからセリーの『友達になりたい人条件』をほぼ満点でクリアしてしまったことにより、とんでもない感情を向けられることになっています。

ほぼ、たらしな姫城の自己責任です。


※註釈
『友達になりたい人条件』⋯⋯①目を見て話してくれる、②芹沢個人として付き合ってくれる(特別扱いしない)、③自己開示してくれる、④取り繕わずに本音を聞かせてくれるetc。実の母親やクラスメイトから丁重に扱われすぎた結果、『友達』という概念を盛大に拗らせている。



【裏話】
恐らく、一番多くの読者の方をざわめかたのではないだろうかと思われるセリーさん。

『学生アイドルの頂点に立っているキャラクターなのだから、プリキュ○のセンターにいるような天真爛漫なカリスマ性を感じる子だよね~』と案出しをするまでは良かったものの、『孤独な幼少期』と『親友が失踪している』という過去エピソードを付属させた結果、とんでもない堕天使になってしまった方です。

二次プロットまでは『良い子さが鼻につく好青年』だったのですが、最終プロットの段階でヤミヤミさが滲み出てきて、私までもが逆浪と一緒にギョッとなりました。

ただ、『これがセリーというキャラクターの根幹なんだよね』ってことで、お話の構成を若干弄ってから芹沢編をUPしております。

暴走機関車の異名は伊達ではなく、バイク系の姫城(語り手)よりもずっとストーリーラインを引っかき回してくれていますが、多分今のところは破綻してないはず⋯⋯。

ですので、一番、作中で暴れ散らかしているキャラクターだったりします。

二次プロットでは真っ当に国民的アイドルになって、穏やかに芹沢編は終了する予定だったのですが、現段階ではエンディングが三つくらいに分かれていて、まだ正式な将来が決定していません。

彼がどんな選択をして、何処へ向かっていくのかも楽しみにしていただければ幸いです。


ボンボンゆえの大らかさや非常識さ、傲慢さ、特殊な幼少期を過ごした事によって歪みきった寂しがり屋さの他に、一つのことに夢中になると周囲が見えなくなる職人気質さが同居した方なので、物事の考え方はそれなりに常人離れしています。

それなのに容姿は好青年ルックな上、物腰が柔らかいので常識人として扱われがち。

しかし、この辺の偽の印象を見破るためには、かなりセリーの事情に踏み込まないといけないので、同級生の久遠や仁藤ですらも半分くらいしか理解出来ていません。

ですので、登場済みのキャラクターでセリーの本性を完全に把握しているのは、虎南・逆浪・姫城(語り手)の3人ぐらいです。

ただ、海嘉も本能的に察してはいるかな。性格的に深入りしたくないので、無意識のうちに見なかったことにしていそうですが。

現時点で姫城が振り回されているように、彼と対等に友情を育むのはかなり大変です。

その茨の道に語り手はとうとう足を踏み入れてしまったのですが、さてはてどうなるのやら。

最上級生の割にはかなり課題の多いキャラクターでありますが、これからどんな風に成長していくのかが必見な方ですので、生温い目で見守っていただければと思います。

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